昨日、クルム伊達公子選手のウィンブルドン2回戦の試合をテレビで観てました。
テニスの理想的な戦術で、試合運びが観ていてなかなか面白い。
伊達選手のストロークはどちらかというとハードヒッターでもなく、トップスピン系でもなく、フラットに近い感じ。
相手の球の勢いに合わせてボールをラケットに当て、コントロールしている感じがしました。
球がバウンドしてから早いタイミングでボールを打っているので、球に勢いがつき、早いテンポになるので相手も準備が遅くなりがちです。
そこへうまくオープンコートに左右にボールを振っていくので、相手は走らされ、返すボールが浅くなってしまいます。
そこへアプローチ気味にボールを深く打ってネットへ進み、ボレーでしとめる。
理想的なプレーで惚れ惚れしました。
アプローチでノータッチエースが決まってしまうこともありますが、無理にエースを決めるのではなく、ハードヒットは打たず、あくまで次に返ってきたボールを決める姿勢でアプローチを打っているように思えました。
特に一般プレヤーで非力な人に非常に参考になるストロークです。
こんなテニスができたら試合でも面白いでしょうね。
次のクルム伊達公子選手の3回戦の相手は、WTAランキング1位のセリーナ・ウィリアムズ。女子プレーヤーの中ではパワフルなパワープレーヤーです。
柔と剛の戦い。楽しみです。
ちなみに昨日の錦織選手の試合は寝てしまって観れなかった・・・不覚・・・。
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