東京ディズニーランドには入り口が一箇所にしかありません。
東京ディズニーシーもそうですが、入り口が一箇所にしかないのにも深い理由があるそうです。
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そーいえば、普通の遊園地には複数の出入り口があります。一箇所にしか入り口がないと人が一箇所に集中するので混雑するからでしょう。
出入り口のゲートを一箇所にしたのは、ウォルト・ディズニーの考えから。
「ひとつの入り口は、ゲストが体験を等しく共有する演出だ」
(柳生きみまろのディズニーランド誕生秘話より)
という考えがあったそうです。
映画屋のウォルト・ディズニーは、ディズニーテーマパークをひとつのストーリー性を持つ遊園地として造りました。
映画館は入り口が一つで、また、映画は初めから観ます。
ディズニーランドは、ゲスト全員は一箇所の入り口から入って、まずアドベンチャーランドへ行き、ウエスタンランドへ入ると、映画のカットが変わるように雰囲気がガラリと変わり、次のエリアに入るとまたカットが変わるように、映画のような展開を体験できるようになっています。
アメリカのディズニーランドが誕生するときは、集客の面からウォルトの考えは大反対にあったそうですが、ウォルトは頑として自分の考えを貫いたそうです。
ウォルトの自分の考えを曲げず、クォリティに妥協のない姿勢は、Appleのスティーブ・ジョブズに通じるところがありますね。
【参考資料】