東京ディズニーランドのシンデレラ城の前にある広いプラザ。
このプラザ、ゲストがパーク内で方向感覚を失わない意味合いがあります。
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広いプラザは一見無駄なスペースのような気もしますが、車輪のハブのような構造になっていて、プラザが車輪の軸のようにパークの中心にあることによって、ゲストは広いパーク内で方向感覚を取りもどし、迷うことなくパーク内を楽しむことができます。
ウォルト・ディズニーは、アメリカのディズニーランドを造るにあたって、ゲストがいつもどこにいるかを知ることができ、スームズにパーク内を楽しめるように、パークのハブ構造としてプラザを設置したそうです。
地図で確認するとわかるように、プラザはパークのかなりのスペースを取るにもかかわらず、アトラクションやお店を置いてないので、無駄なスペースということで、ディズニーランド建設前にはかなり反対があったそうです。
それでもウォルトは自分の信念を曲げずにプラザを設けたんですね。
確かに、ディズニーランドは広いですから、シンデレラ城とプラザがないと方向感覚が狂ってしまうような気がします。
パーク内で迷わず歩けているのは、ウォルト・ディズニーのおかげなんですね。
もちろん、プラザはパークで一息つく憩いの場所としての役割もあります。
ちなみに、ディズニーランドを建設するにあたって、ウォルトとスタッフは、デンマークのコペンハーゲンにあるチヴォリ・ガーデン、アメリカのミシガン州ディアボーンにあるグリーンフィールド・ヴィレッジ、ニューヨークのコニー・アイランドなど世界中のパークを見学して、研究したそうです。