ホーンテッドマンションの悲劇!!
東京ディズニーランドのグランドオープンを控えた1週間前のプレスイベントを行う直前に、それは起こりました・・・
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東京ディズニーランのグランドオープン前に、プレスイベントを計画。
プレスイベントには、ゲストではなく主要メディアの代表者を招き、開業前のアトラクションやレストランを見てもらうというイベント。
プレスイベントはショービジネスの世界ではおなじみの行事だそうです。
確かに、新しいテーマパークがオープンするとき、新しいアトラクションを始めるとき、プレスイベントをよくやってます。
最近では、USJでもハリーポッターがオープンするので、先日プレスイベントやってました。
宣伝にもなる上、キャストにとっては公開リハーサルとなり、練習台や問題点の見直しに繋がる、重要なイベントです。
重要なイベントですから、プレスイベントに備えて、カストーディアルキャストは、全てのアトラクション、レストラン、ショップを徹底的に磨き上げたそうです。
ここで悲劇が訪れました!
開業前当時のカストーディアルキャストは、もちろんディズニーランドで働いた経験はなかったものの、長年、病院や工場、ホテルなどの清掃を仕事としてきた掃除のプロ。
掃除のプロ集団なので、パーク内のアトラクション、レストラン、ショップなど、ピカピカに磨き上げたのでした。
ここで盲点が・・・
ホーンテッドマンションまでピカピカに!
綺麗にしたからいいんじゃないの?と思いますが、ホーンテッドマンションは幽霊屋敷の雰囲気を演出するために、埃やクモの巣などの細工や工夫が施されてあります。
この演出用の細工や工夫まで全て取り払われました!!
この演出用の細工や工夫は、プロのアーティスト達が3週間もかけてつくり上げたもの。更に、アーティスト達はアメリカへの帰国の途についていました。
すぐに、アーティスト達を日本に呼び戻したものの、さすがにプレスイベントには間に合わなかったそうです・・・
東京ディズニーランド開業当時、働くほとんどのキャストは、日本初のテーマパーク、東京ディズニーランドでの仕事は未経験なことだらけですから、こんな失敗がたくさんあったんでしょうね。
【参考資料】