豆乳に含まれる大豆イソブラボン。更年期障害改善に効果があると言われているようですが、男性更年期障害の改善には効果が期待できないようです。
中居正広のミになる図書館 2015年3月18日放送、知らなきゃ良かったで紹介されました。
医学博士の平澤精一先生によると、大豆イソブラボンは女性更年期障害の改善には期待できるそうですが、男性更年期障害の予防には繋がらないとのこと。
更年期障害は体内のホルモンバランスが乱れることで起こるそうで、精神不安定、憂鬱、異常発汗、火照りなどの症状が見られるます。
女性の場合は女性ホルモン、男性の場合は男性ホルモンが減少することで、更年期障害が起きることが多いそうです。
大豆イソブラボンは、女性ホルモンのような働きをするので女性更年期障害の改善には期待ができるものの、男性更年期障害の改善にはほとんど効果がないのだそうです。
なので男性が更年期障害予防として豆乳を頑張って飲んでもほぼ意味がないということ。
また、大豆イソブラボンは、腸内でエクオールという物質に変わるとコレステロール値低下や動脈硬化予防などの効果が期待できるものの、日本人でイソブラボンをエクオールに変えることのできる人の割合は50%ほどしかいないとのこと。
イソブラボンをエクオールに変換するためには、腸内にエクオール産生菌が必用で、日本人はこのエクオール産生菌を保有している人が50%程度しかいないのだそうです。
腸内細菌は10歳くらいにまでにバランスがほぼ決定するので、大人はエクオール産生菌を腸内に定着させるのはほぼ不可能とのこと。
健康に良いと思っていた大豆イソブラボン。頑張って摂取しても効果がないかもしれないというのは意外でした。
ちなみに、男性更年期障害予防に効果があるのは赤身肉に含まれるタンパク質、ニンニクやタマネギに含まれるアリインという物質だそうで、男性ホルモンをアップさせる効果があると言われているそうです。
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