忙しい時に嬉しい時短ができて美味しいカップそば。世の中には色んなカップそばが発売されてますが、お得で美味しいカップそばはどれなのか?
サタプラ(サタデープラス) 2025年5月3日 ひたすら試してランキングおすすめベスト5では、買って失敗しないカップそばをランキング形式で紹介。
結果、総合ランキング1位はヤマダイの「ニュータッチ凄麺 そばの逸品 鴨だしそば」でした。
カップそばの評価のチェックポイント
今回はスーパーやコンビニ、ネットなどで購入できるカップそば13種類が対象。そしてサタプラ独自の方法にて徹底調査。
チェック項目は以下の5項目。
- コストパフォーマンス
- 麺の味
- つゆの味
- 具の満足度
- 全体の味
この5項目ごとに10点満点で採点をし、5項目の合計点の順位でランキング化。
カップそばの評価の助っ人
今回のカップそばの回では、2人のプロが評価判定の助っ人に。
一人目は祇園さゝ木のオーナーシェフ、和食のレジェンド佐々木浩さん。
祇園さゝ木は5年連続ミシュランガイド三ツ星を獲得。京都屈指の予約の取れない名店と名高いお店。
二人目は紫仙庵のそばのプロフェッショナル宮下和夫さん。
紫仙庵は6年連続ビブグルマン(価格以上の満足感が得られる料理)を獲得する名店。
カップそばの評価ポイントは、もちもち感、口の中に入れたときの食感と香り、味が感じられるかどうか。麺に絡む出汁の種類と風味とのこと。
コストパフォーマンス
コストパフォーマンスの評価は、商品の内容量から10g当たりの値段を算出し、比較。
13種類の平均値は、約24円/10g。
コスパ1位は、イオントップバリュの「トップバリュベストプライス 香ばしい天ぷらの旨つゆ天そば」(116円)。
11.4円/10gと超コスパ!
イオングループの規模を活かした原料調達や物流コストの削減によって高品質かつ低価格を実現したカップそば。
イオントップバリュ トップバリュベストプライス 香ばしい天ぷらの旨つゆ天そば
麺の味
麺の味は、スープを入れずにお湯だけで戻し、麺本来の風味と食感を比較。
麺の味1位は、ヤマダイの「ニュータッチ凄麺 そばの逸品 鴨だしそば」(275円)。
油っぽさを感じさせず、食べたいと思わせる気持ちをかきたてる抜群の食感とのど越しの良い麺。
抜群の食感の秘密は、ノンフライ麺だから。
麺を油で揚げず、熱風で乾燥させることで、お湯を入れるだけで本格的なそばの食感や風味を味わえるのだとか。
今回の調査対象のカップそばの13種類の中では、ノンフライ麵は「ニュータッチ凄麺 そばの逸品 鴨だしそば」だけ。
つゆの味
つゆの味は、カツオや昆布、煮干しなどの素材が生み出す出汁の風味やバランスをチェック。
つゆの味1位は、ヤマダイの「ニュータッチ凄麺 そばの逸品 鴨だしそば」(275円)。
凄く綺麗で鴨の味がし、飲み続けたくなるバランスの良いつゆとのこと。
鴨、カツオ、昆布から丁寧に抽出した出汁に加え、炭火焼き風のチキンの香りを閉じ込めたという調味料油、そこに香りの強い本醸造濃口醤油を合わせることによってお店さながらの臨場感あふれる風味が楽しめるとのこと。
蕎麦の匠の宮下さんも思わず笑みがこぼれました。
具の満足度
具の満足度は、商品の具材を調べて種類やボリューム、味などをチェック。
具材の満足度1位は、日清食品の「日清の最強どん兵衛 かき揚げそば」(302円)。
具材に分厚さが別格のかき揚げが入って具材の満足度1位に評価。
美味さ別格をコンセプトに、通常タイプで採用されている書き上げよりも分厚い極厚かき揚げへパワーアップ。
分厚さだけでなく味も抜群で、玉ねぎの甘味が前面に出てめちゃくちゃ美味いとのこと。
パッと蓋を開けたときにボーンと分厚いかき揚げが入っていて、周りのネギのグリーンがあり、これぞそば!という感じ。
即席麺ならではのコストや保存期間など様々な条件がありながらも、企業努力によって分厚く美味しい仕上がりに。
最初は天ぷら特有のサクサク感を味わい、丼ぶりの中の時間経過とともに色んな味が味わえると大絶賛でした。
全体の味
全体の味は、麺、つゆ、具材、全てを合わせたバランスの良さをチェック。
全体の味1位は、日清食品の「日清の最強どん兵衛 かき揚げそば」(302円)。
分厚く大きな極厚鬼かき揚げ、麺と出汁のバランスが抜群。かき揚げのコクが最強で計算されているとのこと。
通常のどん兵衛(東)は、メインの出汁を2種類(カツオ×宗田鰹)でとっているが、「日清の最強どん兵衛 かき揚げそば」では6種類(カツオ、昆布、サバ、煮干し、椎茸、あご)を使用。
いくつもの風味が重なり合う濃厚なつゆに、麺は弾力とのど越しを追求した太そばを採用し、甘味のある玉ねぎをふんだんに使ったパンチのあるかき揚げに負けない、まさに三位一体の一品とのこと。
カップそば おすすめベスト5の結果
カップそばのひたすら試してランキングおすすめベスト5の結果は以下の通りでした。
- 1位 ヤマダイ「ニュータッチ凄麺 そばの逸品 鴨だしそば」
- 2位 日清食品「日清の最強どん兵衛 かき揚げそば」
- 3位 日清食品「日清のどん兵衛 天ぷらそば」
- 4位 日清食品「日清デカうま わかめそば」
- 5位 イオントップバリュ「トップバリュベストプライス 香ばしい天ぷらの旨つゆ天そば」
1位 ヤマダイ「ニュータッチ凄麺 そばの逸品 鴨だしそば」
総合ランキング1位は、ヤマダイの「ニュータッチ凄麺 そばの逸品 鴨だしそば」(275円)。
総合得点は50点中、47点を獲得。
- コスパ:8点
- 麺の味:10点
- つゆの味:10点
- 具の満足度:9点
- 全体の味:10点
麺、つゆ、全体の味の3項目で10点満点を獲得し、高得点に。
麺が綺麗で出汁も綺麗、鳥の味もちゃんとしてとても上品とプロも納得の味。
具材にはゴロッと大きくジューシーな鶏肉団子と分厚くカットしたネギとかまぼこをトッピング。
カップ麺とは思えないくらいレベルが高く、横綱がいたと大絶賛でした。
2位 日清食品「日清の最強どん兵衛 かき揚げそば」
総合ランキング2位 日清食品の「日清の最強どん兵衛 かき揚げそば」(302円)。
総合得点は50点中、45点を獲得。
- コスパ:7点
- 麺の味:9点
- つゆの味:9点
- 具の満足度:10点
- 全体の味:10点
麺とつゆは9点、具材と全体の味は10点を獲得。
「日清の最強どん兵衛 かき揚げそば」は、美味さ別格がコンセプトのカップそば。
麺は弾力とのど越しを追求。ベースとなる出汁は、2種類の食材から6種類の食材を使用。
具材には具の満足度1位の大迫力の極厚鬼かき揚げを採用。
出汁と麺の絡み、そこへかき揚げの油が合わさって最強の出汁に。
使っている七味は、東京浅草の七味唐辛子の老舗、創業約400年「やげん堀」監修のワンランク違う特製の七味を使用とのこと。
3位 日清食品「日清のどん兵衛 天ぷらそば」
総合ランキング3位は、日清食品の「日清のどん兵衛 天ぷらそば」(254円)。
総合得点は50点中、42点を獲得。
- コスパ:8点
- 麺の味:9点
- つゆの味:8点
- 具の満足度:8点
- 全体の味:9点
全項目でムラのない高得点を獲得。
「日清のどん兵衛 天ぷらそば」の麺の食感にプロが称賛。
ちぢれを最大限に抑えた独自製法の「ピンそば」を採用することで、抜群ののど越しを実現。
また麺は出汁との絡みがめちゃくちゃ良く、トータルバランスに優れており、つゆのエッジがのど越しをかもし出しているのだとか。
出汁を2種類のカツオからとったコクと旨味を兼ね備えたつゆに、後のせのサクサク天ぷら、それをピンそばがすくい上げ、定番ながらも飽きの来ない王道の一品とのこと。
4位 日清食品「日清デカうま わかめそば」
総合ランキング4位は、日清食品の「日清デカうま わかめそば」(174円)。
総合得点は50点中、40点を獲得。
- コスパ:8点
- 麺の味:7点
- つゆの味:9点
- 具の満足度:7点
- 全体の味:9点
つゆの味と全体の味で9点を獲得。
デカうまシリーズは、でかくて美味いがコンセプト。デカうまシリーズの中でも人気なのがこの「わかめそば」。
ワカメの風味にプロも絶賛。ワカメがたっぷり入っているのでワカメの味がしっかりいていることはもちろん、飲む前から凄い出汁の風味がするとのこと。
カツオ出汁を利かせた関東風のつゆとシャキシャキのワカメから滲み出るエキスが溶け込んだクリアなスープ。
麺をすするたびに、その香りが鼻腔をくすぐるほっこりした味わいなのだとか。
5位 イオントップバリュ「トップバリュベストプライス 香ばしい天ぷらの旨つゆ天そば」
総合ランキング5位は、イオントップバリュの「トップバリュベストプライス 香ばしい天ぷらの旨つゆ天そば」(116円)。
総合得点は50点中、39点を獲得。
- コスパ:10点
- 麺の味:7点
- つゆの味:7点
- 具の満足度:7点
- 全体の味:8点
10gあたり11.4円の安さで、コスパは10点満点の13種類中トップ。
イオントップバリュはカップそば以外にも様々な蕎麦を手掛けるだけあって、値段だけではなく味も高レベル。
天ぷらには香ばしい甘みが特徴のローストオリオンを使用し、中には卵白を加えてつゆがしみた状態でサクサク感をキープ。
つゆが天ぷらにしみていくにつれて味がどんどん変わって行って美味しいと全体の味も高得点。
カップそばを食べたときの基準になるそばと、そばの匠も絶賛。
ここまで評価が高いと、多少コスパが悪くてもOKですね。
イオントップバリュ トップバリュベストプライス 香ばしい天ぷらの旨つゆ天そば
カップそばのオススメランキングのまとめ
カップそば、オススメ総合得点ランキング1位は、ヤマダイの「ニュータッチ凄麺 鴨だしそば」 でした。
麺、つゆ、全体の味が10点満点と高クオリティ。
和風カップ麺売り上げNo.1の日清食品の「日清の最強どん兵衛 かき揚げそば」を超える高得点でした。
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