映画史の中でも貴重なおもちゃ映画をメインに展示する京都にある「おもちゃ映画ミュージアム」。
ビーバップハイヒール 2019年3月7日放送、知られざる穴場スポット関西マニアック博物館Best7 にて、庶民文化研究所所長の町田忍先生が紹介。
ブリキ製の映写機を使ったおもちゃ映画を展示
「おもちゃ映画ミュージアム」は第5位。
メインに展示されるおもちゃ映画とは、ブリキ製の映写機を使った無声映画で、1920年に大流行したという。
おもちゃ映画の作品は、1つの作品あたり、30秒から1分程度でとても短いのが特徴の映画。
オリジナル日本サイレント映画は非常に貴重
日本のサイレント映画のオリジナルはほとんど残っておらず、短い断片でも非常に貴重とのこと。
この「おもちゃ映画ミュージアム」では、それをできるだけ集め、修復し、後世に残せるような取り組みを行っているのだとか。
おもちゃ映画には、アニメのほかに、時代劇、ニュース映像など珍しい映像を観ることができます。
おもちゃ映画の他にも様々な展示物
「おもちゃ映画ミュージアム」にはおもちゃ映画の他にも、鏡を使ってアニメーションを楽しむ「プラキシノスコープ」、写真を立体的に見ることのできる「ステレオビューワー」など様々な展示物があります。
驚くことに「ステレオビューワー」は1877年製(19世紀)なのですが、現代のVRゴーグルと同じ原理だそうです。19世紀にすでに3Dの原理発見されていたとは凄いですね。
おもちゃ映画ミュージアムの場所
「おもちゃ映画ミュージアム」は京都二条城駅から徒歩5分。外観は昔ながらの町屋。
住所は以下の通り。
京都府京都市中京区壬生馬場町29-1
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