京都にあるとある町屋を博物館とした「眼科・外科医療器具歴史博物館」。
ビーバップハイヒール 2019年3月7日放送、知られざる穴場スポット関西マニアック博物館Best7 にて、庶民文化研究所所長の町田忍先生が紹介。
江戸時代から昭和40年代に使われた医療器具を展示した博物館
「眼科・外科医療器具歴史博物館」は第7位。江戸時代から昭和40年代に実際に使われてきた医療器具を展示した博物館。
明治時代の白内障手術器具、昭和の内臓模型、江戸時代のメスなどなど。
江戸時代のメスは1本1本手作りしたもので、柄の部分がなんと象牙と豪華。
江戸時代の義眼はクルミの殻で出来ており、非常に珍しい。
貴重な器具約3000点を展示。どれもここでしか見ることができないものばかり。
親子3代続いた眼科病院を博物館化に
「眼科・外科医療器具歴史博物館」は、もともt眼科病院だったという。
今から20年ほど前に親子3代続く眼科病院が、建物の老朽化によって移転へ。
この眼科病院には古い医療器具がたくさんあったのですが、昔の器具は医療発展の歴史そのもので残すことに意味があるとして、処分しないことに決定。
しかし、古い医療器具を新しい移転先へ持って行くことはできず、この明治時代に建てられた建物を博物館として再利用することにしたのだとか。
昔の医療器具は手作りの良さがあり、一生懸命に職人が作ったもの。職人と医師のコミュニケーションがないと良いものはできないとのこと。
メスなど、昔の方がよく切れたりもするそうです。
眼科・外科医療器具歴史博物館の場所
眼科・外科医療器具歴史博物館は京都市下京区にあります。住所は以下の通り。
京都市下京区正面木屋町東入ル鍵屋町340
京都観光のついでに寄ってみては。
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