内見中の不動産の電話は嘘やヤラセのことがあるそうです。
ホンマでっか!?TV 2014年2月19日放送で紹介されました。
不動産屋評論家の阿部悠一先生によると、不動産屋が案内中に誰かとやりとりしている電話は、たいてい嘘かヤラセだそうです。
最初提示している家賃は、あらかじめ値引きを考慮して高めに設定しているそうです。
案内中にお客が家賃の値段で決めかねている場合、不動産業者の案内人は大家さんに電話する振りしをして、「大家さんが1万円値引きOKと言ってくれました」などと一人芝居をして、大家がお客の要望をきいてくれたことにし、借りることを断りにくい状況にするのだそうです。
さらに、案内中にあらかじめ会社から不動産業者の案内人に電話をかけるように取り決めていて、会社から電話がきたようにみせかけ、部屋を見ているお客に対して、
「さっき、この部屋を内見していたお客様が結構気に入っていているみたいです。ただそのお客様は、まだ2、3軒見るので、今申し込みすれば借りれるかもしれないですよ」
などと話しかけ、物件の競争率が高いと思わせ、今ならチャンスとすすめることもあるそうです。
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不動産も商売とはいえ、せかして物件を決めさせるのはどんなもんでしょうね。賃貸でも引越しやこれから払い続ける家賃を考えると、安易には決めれません。
あまりにも契約をせかしてくる不動産業者は信用せず、他の不動産業者に乗り換えた方が良いかもしれません。
不動産業者に物件を案内してもらう前に、住みたい場所と物件の下調べと、自分の予算の再確認は重要ですね。
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