池や水、谷のつく地名は地盤が弱い可能性があり、一般的に地盤が強いと言われる〇〇ヶ丘、〇〇台という地名が好まれる傾向にあります。
しかし、これら地盤が強いと言われる地名の土地でも地盤が柔らかいところがあるので注意が必要です。
ホンマでっか!?TV 2014年2月19日放送で紹介されました。
傾き住宅評論家の松藤展和先生によると、〇〇ヶ丘、〇〇台といった地名でいいなと思ってもヤバイことがあるとのことです。
山などに家を建てるとき、山の土地を削って下がったところに削った土を盛り、平らな土地を作ります。
削った土地は切土といって固い地盤です。
土を盛ったところは盛土といって、ある程度は固く整地しますが、どうしても切土とは固さが違ってきます。
昔は盛土には家を建てずに庭にしたりしたそうなんですが、最近は土地を目一杯有効に使うために柔らかい盛土にも家を建てているそうです。
で、固い土地と柔らかい土地にまたがって家を建てた場合、時がたつと柔らかい方へ家が傾くことがあるそうです。
購入する家の地盤はよく調べた方が良さそうですね。
ちなみに、最近では建てられてから10年以内に家の傾きを発見した場合は業者に修繕してもらえるそうなので、ただちに業者へ連絡しましょう。
10年後に傾いたら困るので、柔らかい地盤の土地はできるだけ避けた方がいいかもしれません。
コメント