不動産屋って結構な数がありますが、こんなに多いとどこに頼んでよいか迷います。不動産のプロによると、重要なのはどれだけ地域に密着しているかどうかとのこと。
この差って何ですか?2016年9月11日放送にて紹介。
教えてくれたのは不動産のプロ、不動産鑑定士の西原さん。
地域に密着している不動産屋さんは家賃交渉できる可能性が高い
地域に密着している不動産屋さんは、それだけ地元の大家さん、地主さんとのつながりが多いため、それだけお得な物件を多く持っている可能性があり、直接大家さんとやりとりしているため、敷金、礼金、家賃などを交渉できる可能性が高いのだとか。
地域に密着している不動産屋の見極めのポイント
その地域に密着できている不動産屋の見分け方ですが、チラシを見ればわかるのだそうです。見極めのポイントは以下の通り。
専任媒介は地元の大家さんとのつながりが多い
チラシに「取引態様」(物件の取り引きにおける不動産屋と家主の関係)が専任媒介と書かれている場合、大家さんから直接入居者募集の依頼をされていて、地元の大家さんとの繋がりが多いとのこと。
敷金、礼金、家賃、場合によっては仲介手数料を交渉できる可能性が高いのだとか。
逆に「仲介」と書かれていると、家主と不動産会社との間に「仲介業者」が入っているので、家賃仲介手数料などの交渉がしづらくなるとのこと。
ただし、「仲介」と多く書かれているチラシの不動産会社は、広いエリアにおける多くの物件を紹介してもらえるメリットがあるそうです。
長いこと不動産をやっているかどうか
地域で長いこと不動産をやっていればいるほど地域と密着している可能性は高いのはあたりまえ。
不動産の営業を長年やっているかどうかは免許更新の回数を確認します。免許更新の回数は()内の数字で確認ができます。
不動産会社は平成8年3月までは3年に1回、それ以降は5年に1回免許更新をしなければなりません。
(7)ならば、7回免許更新を行っており、25年以上不動産を経営していることとなり、地域に定着して長年お店を経営していると判断できます。
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