1本100万円もするほうき、高倉工芸の南部箒。
大阪ほんわかテレビ 2013年7月14日放送、究極の逸品で紹介されました。
高倉工芸は、明治時代から続く伝統の技術を持つ手作りほうきの専門店で、他にはない究極の箒を作り続けている老舗のお店だそうです。
この高倉工芸が手作りして作ったのが、1本100万円もするほうき、南部箒。
南部箒の最大の特徴は、穂先の掃除能力。
大阪ほんわかテレビでその南部箒の掃除能力を検証していました。
じゅうたんの上におが屑を撒いて、いったん掃除機をかけます。掃除機でじゅうたんのおが屑を吸引したあと、南部箒で掃きます。
なんと、掃除機をかけた後でも、南部箒の穂先がじゅうたんの中に入り込んだおが屑をかきとってました。
凄い掃除能力です。
南部箒の穂先が縮れていて、この縮れがバネのように弾力を持ち、弾力効果でゴミをほじくり出すのだそうです。
南部箒で畳を掃くと、畳の細かいすき間の中のゴミも出てきてました。
ちなみに南部箒の穂先は、乾燥すると縮れるホウキモロコシという草を使用。
南部箒に使うホウキモロコシは、年間600キログラム収穫されるホウキモロコシのうち数10グラムしか採れない、縮れが極端なホウキモロコシを使っているため、高額なほうきになっているとのことです。
掃除能力が凄いことはわかったんですが、100万円もするほうきで掃除は勇気いるなぁ。
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ちなみに、ホウキモロコシを使った高倉工芸の和洋服ハケの紹介されました。
高倉工芸の和洋服ハケは縮れがやや劣るホウキモロコシを使用しているので値段も安めの3万5千円でした。
それでもこの和洋服ハケ、セーターに着いたペットの犬や猫の毛を軽く払うだけで、見事に取ってました。
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