100秒博士アカデミー 2013年12月10日放送で、空き巣400人から手口を聞きだした空き巣対策博士が登場。
この空き巣対策博士が、空き巣に狙われやすい家と最強の空き巣撃退グッズなどを教えてくれました。
空き巣対策博士が教える意外な空き巣に狙われやすい家と最強の空き巣撃退グッズ
空き巣対策博士は、元警察庁犯罪予防研究室室長の清水賢二先生。
犯罪防止スペシャリストで、40年にわたり元泥棒たち約400人に聞き取り調査し、 究極の空き巣対策を明らかにしたのだそうです。
防犯に重要なのは見た目
空き巣対策博士の清水賢二先生によると、防犯に一番重要なのは空き巣しにくい家に見せることとのこと。
空き巣は徹底的に下見し、鋭い観察力で家の外側を見るだけでつけ入る隙を見抜きます。
なので、プロの泥棒から見て空き巣しにくいと思えば諦めるのだそうです。
空き巣に狙われやすい家
空き巣に狙われやすい家を知っておくと、防犯対策になります。
堀が低い家より堀が高い家の方が狙われやすい
堀が高い家の場合、堀を乗り越えた後は道路から見えないので、空き巣は堀が高い家を好む。
番犬は役に立たない
犬は手なづけやすいので防犯には役に立たない。特にいつも吠えている犬はいつも吠えているので近所の人も気にすることがない。
線路沿いの家や小学校の近くの家
電車の音や子供の声でガラスを割る音が分からないので、空き巣は仕事がしやすい。
近所の家が留守宅が多い家
独身者が住むアパートなど、近所の家が留守宅の家が多いと、人の視線が気にならないので空き巣が好む。
カーテンが違う種類の家、洗濯物が見える家
空き巣はカーテンの色や洗濯物で住んでいる人、家族構成を見抜く。
カーテンが違うと違う世帯が一緒に住んでいると考え、家族構成と生活パターンを読み取り空き巣に入る参考にする。
警備ステッカーが貼ってある家
プロの空き巣は警備ステッカーが張ってある家はそれだけお金がある家と考え、泥棒に入るやる気が増す。
12月は1年の中で空き巣の被害が最も多い月
12月は帰省や旅行で長期間家を留守にする人が多いので、空き巣被害が最も多いそうです。
また、周りの家は窓やカーテンを閉め切っているため、近所に泥棒が侵入しても気がつかないとのこと。
さらに、人は寒い日には下を歩く傾向があるため、民家の2階から侵入する空き巣が発見されにくいそうです。
なので、12月は空き巣に気をつけましょう。
SNS,ブログに書き込む際には注意
ブログやツイッター、フェイスブックに自宅にいないことを示すと、それを確認した空き巣が留守宅にやってくるので注意。
空き巣対策博士が教える最強空き巣撃退グッズ
元泥棒たち約400人に聞き取り調査した結果、空き巣対策博士の清水賢二先生が警備会社や防犯カメラよりも空き巣が嫌がる空き巣撃退グッズを開発。
それは・・・
防犯ブザーに釣り糸をつけた、その名も釣り糸センサー。
自分で作ります。
作り方は・・・
- 防犯ブザーと目立ちにくい細い丈夫な釣り糸などの糸を用意
- 糸を防犯ブザーのピンに結びつける
- 不審者が侵入しそうな場所に糸を貼り、防犯ブザーを取り付ける
この防犯グッズを設置すると、空き巣が侵入して糸に引っかかり防犯ブザーの大きな音が鳴るという仕組みです。
東京杉並区で空き巣被害を激減させた方法
東京杉並区ではあるものを住民に配ったところ、空き巣被害が激減したそうです。
そのあるものとは、花の種。
住民が庭に花の種を蒔いて花を育てることで、住民たちが家の周辺に気を使い、近所のコミニュケーションが増え、それを空き巣が敏感に感じ取り、空き巣被害の減少につながったのだそうです。
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