使用しないスマホを中古スマホを取り扱うショップに売るのは便利ですが、ハッカーたちの間でこの中古スマホを狙う新たな手口が流行っているそうです。
ニュースな晩餐会 2015年3月8日放送で紹介されました。
ネットセキュリティのプロの石川英治さんによると、スマホを普通に初期化しただけでショップに売るのは危険とのこと。
スマホは初期化しただけでは、まだデータが残っている場合があり、ハッカーたちはこのデータを狙っているのだとか。
ハッカーたちは、中古ショップで大量に中古スマホを購入。中古スマホの中の写真や電話帳などのデータを抜き取り、そのデータを闇のブローカーに売りさばき、データを抜き取ったスマホは再びショップに売って荒稼ぎ。
また、メモ機能にネットショッピングなどのIDやパスワードを記録させるのは危険。どうしてもという場合は、ショッピング名は書かないようにすること。
スマホを売る場合は、完全初期化が必要。
スマホを初期化した後に、データを上書きすれば初期化前のデータは消去されるとのこと。
スマホの完全初期化やり方としては、写真フォルダに大容量のファイルを入れると良いとのこと。
面倒くさければ、カメラのレンズを下向きにしてテーブルなどに置き、動画を撮影し続けると良いそうです。動画ファイルはサイズが大きく、下向きであれば真っ暗な画面が録画できるので簡単にできるとのこと。ただし、喋っていると録音されてしまうので注意が必要。
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パソコンを中古パソコン取り扱いの店に売る場合はデータを完全消去してくれるお店があるのは知っていますが、スマホの場合は完全消去してくれないんでしょうか?
注意した方が良さそうです。
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