名職人のクシ(櫛)は髪を100年美しくするそうです。
[PR]
【つげ櫛】解櫛(ときくし)5寸中歯[薩摩つげ材][つげのくし][名工][日本製][国産][成人の日][ギフト][プレゼント]【優れものA】
林先生が驚く初耳学!2016年8月28日放送にて紹介。
クシの歯の根元に根ずり(溝)というのがあります。これはクシの歯の根元をするという意味で、櫛職人は58箇所ある歯の間に手作業で根ずりを刻んでいきます。
髪はこの根ずりに沿って滑らかに流れます。根ずりがあるクシとないクシでは髪の通りがまったく違うとのこと。現在、根ずりは機械ではできないそうで、職人技にて刻んだ根ずりが髪先まで絡まることなくクシを通り、サラサラで美しい髪になるのだとか。
実はクシ作りの仕上げには、形の出来上がったクシの表面に、椿油を筆で薄く塗る「油ひき」という工程があります。椿油は85%がオレイン酸という油で出来ており、このオレイン酸は空気にさらされても酸化せず、固まりにくいという性質があるとのこと。
このクシについた椿油が髪の表面をコーティングし、髪の水分を閉じ込める保湿効果によって髪が美しく潤うのだそうです。
月に1回、クシの淵に椿油を塗ると油が中に浸透し、保湿効果が蘇るそうで、名職人のクシは100年以上もつと言われているそうです。
名職人が作るクシって侮れないですね。
[PR]
コメント