開発に28年かかった究極しゃもじ「宴(うたげ)」。
大阪ほんわかテレビ、2021年4月9日放送にて紹介。
フッ素樹脂素材の一生もののしゃもじ「宴」
28年かけてついに完成したしゃもじ「宴」。発売から3年で3000本以上の売り上げを記録。
開発したのは、新潟県三条市にあるキッチン用品を製作する「プリンス工業」。
宴はご飯をすくう部分の素材がフッ素樹脂なのでご飯が絶対にくっつかない。
他にもご飯がくっつかないフッ素のしゃもじはありますが、通常はフッ素塗装。フッ素塗装なので半年や1年するとフッ素塗装が剥がれてきてご飯がくっついてしまいます。
宴はフッ素塗装ではなく、フッ素樹脂で出来ているところが通常のフッ素のしゃもじと違うところ。
しゃもじがフッ素樹脂そのものでできているので、傷が付いたり、摩耗してもご飯がくっつくことはない、一生もののしゃもじなのだとか。
ご飯だけでなく臭いも絶対につかないので、臭いが取れにくいお酢を使う酢飯をかき混ぜても臭いがしゃもじに残ることもないとのこと。
宴の耐熱性は260℃!チャーハンを炒めてもOK
一般的な調理器具に使われる素材はナイロン樹脂。ナイロン樹脂の耐熱温度は140℃。
これに対してフッ素樹脂製の宴の耐熱温度は260℃。なので高温で熱したフライパンで炒めるチャーハンに使っても問題なしとのこと。
素材自体は柔らかいので、お好み焼きをひっくり返す際に使っても鉄板に傷をつける心配なし。
宴はそのまま机に置いてもOK。汚れない構造に設計されています。
まとめ
フッ素闘争ではなく、フッ素樹脂で出来ているしゃもじ、宴。
傷がついてもご飯や臭いが付かず、耐熱性も高いので高温でも使えます。
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