世界一切れると言われる包丁、「ボブ・クレーマー・ユーロステンレス」。
でんじろうのTHE実験、2019年7月7日放送にて紹介。
切れ味抜群のため切った食材はくっつき、玉ねぎを切っても涙が出ない
「ボブ・クレーマー・ユーロステンレス」はドイツのツヴィリング社(Zwilling)の包丁。
パイナップルを「ボブ・クレーマー」で切り、切った2つの表面を合わせるとピッタリとくっつきます。これは断面の表面が超滑らかであるため切った食材がくっつくのだそうです。
また、玉ねぎを切っても涙が出ません。これも切れ味が抜群であるため、涙の原因となる硫化アリルが飛ばないから。
世界一の切れ味の秘密
「ボブ・クレーマー」が切れ味抜群である秘密は、3つの秘密が。
1つは、溶かした鉄を霧状にして型へ入れるという特殊な工程で鉄の中に不純物が混ざらないようにし、次に真空焼入れをすることで、微量含まれてくる不純物を更に除去。つまり鉄に不純物がほとんど含まれてないのだとか。
2つ目は、-200℃の液体窒素による超冷却。超冷却によって包丁内部の組織が安定し、極限の粘りとしなりが出るのだそうです。
3つ目は超精鋭部隊の包丁の研磨作業。通常の包丁の研磨作業では火花が出てしまうのですが、これでは高温となっているため切れ味が落ちるのだとか。研磨の精鋭部隊の技術者が包丁を研ぐことで包丁の切れ味を保持しているとのこと。
硬い食材の鰹節までを一刀両断にするボブ・クレーマー
「でんじろうTHE実験」では、「ボブ・クレーマー」がどこまで硬い食材を切れるのか実験。
硬度でレベル付けし、レベルの低いものから順番に「ボブ・クレーマー」の切れ味を検証。
試された食材はレベルの低い順に、
- ゴーダチーズ
- かぼちゃ
- アボカド
- クルミ
- ヤシの実
- ダチョウの卵
- 鰹節
アボカドは中の種がかなり硬いです。こいつも種もスパッと一刀両断。
ヤシの実もでかくて硬くて切れるんか心配してましたが、スパッと切れてました。
最大の難関の鰹節もなんなくスパッと一刀両断。
凄い切れ味に唖然・・・。
ボブ・クレーマー・ユーロステンレスのまとめ
理論的に切れ味を増すこと成功した包丁に感動を覚えました。
日本刀の名刀と比べるとボブ・クレーマーの切れ味はどうなんですかね。気になります。
ZWILLING ボブクレーマー ユーロ ステンレス 三徳包丁 18cm
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