家の床のへこみ。気になりますが、業者に頼むと結構修繕代かかります。
あのニュースで得する人損する人 2015年10月15日放送で、フローリングの床のへこみを簡単に修繕できる特技が紹介されました。
紹介はもちろん、家事えもん。
フローリングの床のへこみにはアイロンを使います。床の材質が天然の木をそのまま柱や板に製材したむく材のみに効果がある方法で、クッションフロアや合成フローリング、シートフローリングには使えない方法なので要注意です。
フローリングの床のへこみをアイロンで修繕する方法は以下の通り。
- 床の材質を確認する。
- 床の汚れを取り除く。
- へこんだ部分を覆うくらい水をかけ5分間放置する。
- へこみの上に濡らしたタオルを被せる。
- 低温のアイロンを当てる(最初から高温のアイロンをかけない)。
- 変化が無い場合は少しずつアイロンの温度を上げる。
- へこみが目立たなくなった後は、しっかりと乾燥させて完成。
フローリングの材質によっては使えない方法ではありますが、業者を呼んで修繕してもらうと半日作業で2,3万円かかるそうので、材質が合えば便利ですよね。
なぜ、アイロンで床のへこみが戻るかというと、木の細胞は網目状の構造をしており、物が床に落ちてへこむと細胞の隙間がつぶれてしまった状態となります。
へこみに水を垂らしてアイロンで熱すると水が蒸気となって木の中へ入り込み、つぶれた細胞を押し広げてへこみが戻るという仕組み。
ちなみに、木の種類によってへこみが元に戻る水の量やアイロンの温度設定が違うそうです。なので、床の目立たない場所で水を少しずつかけて低温から温度を徐々に上げ、効果があることを確認した後に行うのがオススメとのことです。
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