ワサビのツーンはマヨネーズで解消できます。
大阪ほんわかテレビ、2018年3月16日放送、くらしの裏技大検証スペシャルにて紹介。
ワサビのツーンを解消する4つの裏技を検証
インターネット上で有名なワサビのツーンを解消する裏技は4つ。
- 鼻から息を吸い、口からゆっくり吐く
- ガリを食べる
- マヨネーズを舐める
- コーラを飲む
この4つの裏技を、ワサビたっぷり入ったまぐろを食べて実験。
鼻から息を吸い、口からゆっくり吐く裏技
「鼻から息を吸い、口からゆっくり吐く裏技」は、鼻から空気を吸うことで鼻の奥のワサビの刺激が和らぐとの情報。
そして、たっぷりワサビのまぐろを食べた後、鼻から息を吸って口からゆっくり吐いてみると・・・、
まったく効果なし。ワサビのツーンは消えませんでした。
ガリを食べる裏技
ガリの刺激がワサビのツーンを忘れさせてくれるとの情報ですが、ガセでした。ツーンは解消されず。
少しのワサビでは効果があるけど、たっぷりのワサビでは駄目ってことなんでしょうか?
マヨネーズを舐める裏技
ネット情報では、マヨネーズの味がワサビの辛さを消してくれるとのこと。ワサビたっぷりのまぐろを食べてマヨネーズを舐めてみると、あ~ら不思議、まろやかになり、ツーンが解消されました。効果抜群です!
コーラを飲む裏技
コーラの糖分と炭酸がツーン解消に効果があるとのネット情報。
試してみると・・・、全くの効果なし。逆に炭酸の刺激とワサビの刺激が相まって、よりいっそう粘膜を攻撃してきて舌が痛くなったとのこと。
コーラは逆効果でした。
マヨネーズ以外は駄目ですね。
マヨネーズはなぜ効果があったのか?
管理栄養士の方によると、ワサビのツーンの原因は、ワサビの辛味成分であるアリルイソチオシアネートという物質。
この物質は油に溶けやすい性質を持っており、マヨネーズは油を使っているため、この油成分で辛味成分を溶かし、鼻に抜けるツーンとした辛い刺激がなくなると考えられているとのこと。
ワサビの辛味成分が油に溶けやすいのはお寿司屋さんの常識
実は、ワサビの辛味成分が油に溶けやすいのはお寿司屋さんの世界では常識なのだとか。
なので脂成分が多い大トロ、ブリなどの魚は、基本的にワサビが効かないので、魚によってワサビの量を調整しており、また、大トロには辛味大根を上に乗せているのだそうです。
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