昔から暑い夏に涼しくするとして知られている打ち水。実は炎天下の打ち水は逆効果で、逆に熱中症リスクが上がるので要注意!
林先生が驚く初耳学! 2019年8月11日放送、蚊にまつわる小テストにて紹介。
気化した水が熱中症を招く
夏の涼を得るために行われる打ち水。最近は全国各地で打ち水のイベントを行われるなど盛り上がっているらしい。
2003年から始まった温暖化を抑える市民運動「打ち水大作戦」は、毎年、推定500万人以上の全国の方が参加しているとのこと。
ただし!炎天下では打ち水はNG!
炎天下で打ち水を行うと水が気化して湿度が上がります。
熱中症は温度と湿度も影響。湿度が高いと汗をかきにくいので熱中症への影響が出ます。
炎天下では、温度が多少下がったとしても空気中の湿度が上がるデメリットの方が大きいため、炎天下では打ち水をやらない方が良いです。
打ち水をやるのは朝か夕方
夏の打ち水は、朝か夕方が水分の急な蒸発を抑えられるので、打ち水の効果を長時間持続させることができます。
よって打ち水は昼間に行うのではなく、朝か夕方に行いましょう。
まとめ
夏に打ち水は安易な考え。打ち水の効果を期待するのであれば時間帯や気温を考えてやりましょう。
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