おそらく神戸市長田区生まれの人や住んでいる人以外はほとんどの人が知らないであろう長田発の謎のジュース「アップル」。
大阪ほんわかテレビ、2018年3月28日放送、困った時の代用品&関西そこだけ丸秘大ヒットSPにて紹介。
長田では年間15万本も売れるアップル
「アップル」は70年前から地元のみで販売されるドリンク。瓶にはラベルも貼られてなく、なんとなく怪しい感じもしますが、長田では15万本も売り上げている人気のジュースなのだとか。
実は長田区の9割のお好み焼き屋には「アップル」を置いているのだそうです。
味はみかん水?
「アップル」という名称ですが、味はみかん水とのこと。「アップル」のみ飲むと、ン?という味だそうですが、お好み焼きに相性が抜群で、一緒に食べるとめちゃくちゃ美味しいとのこと。
ソースっぽい味のものを食べた後に淡い甘い水を飲んだような味わいなのだとか。
みかん味なのになぜアップル?
それにしてもみかん味なのに、なぜ「アップル」という名称なのでしょうか?
昭和27年創業で、現在唯一アップルを製造している会社である「兵庫鉱泉所」の社長によると、「アップル」にはリンゴ酸という酸味が入っているとのこと。
リンゴ酸はリンゴをはじめブドウやバナナに含まれる酸味成分ですが、このリンゴ酸自体はリンゴの味はしないそうです。
約70年前リンゴ酸が入っていることから「アップル」と名付けたのだそうです。
あのiPhoneのメーカー「Apple」よりも古いんですね!
瓶を回収しているので長田でしか販売しない理由
「アップル」は瓶で売られてます。
お好み焼きで有名な大阪の方からも「アップル」を分けて欲しいよいう容貌があるそうですが、瓶を返してもらわないと困るので断っているそうです。
瓶は中身を詰めなおして再利用。なので瓶が回収できる地元長田でしか販売していないとのことです。
また社長は全国展開とか大それたことは考えてないとおっしゃってました。
まとめ
神戸市長田でお好み焼きを食べる時は「アップル」もご一緒に。
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