朝起きて腰が痛い人は寝返りの回数が多いかどうかが重要!
この差って何ですか?2019年9月3日放送にて紹介。
腰が痛い人と痛くない人では寝返りの回数が劇的に違う
厚生労働省の腰痛に関する調査によると、日本人の腰痛人口は推定で約2800万人とのこと。ということは、4人に1人は腰痛もち。
1日のうちでいつ腰が痛くなるかの調査結果では、朝8時から10時までの間に痛くなるというデータがあるらしい。
カイロプラクティック院院長の碓田拓磨先生によると腰痛は寝ている時の寝返りの回数が原因とのこと。
腰が痛くない人の寝返りの回数を確認してみると37回寝返り。対する腰が痛い人は寝返りがたったの4回!
劇的に寝返りの回数が違いました。
寝返りの回数が少ない人が腰が痛くなる理由
寝返りの回数が少ないとなぜ腰が痛くなるのでしょうか?
仰向けに寝ると内臓が腰の方へ移動。すると背中の血管が内臓の圧迫によって潰されます。内臓・内臓脂肪は体重の約40%あると言われており、体重50キロの人だと約20キロほどになります。
この負担が長時間続くと血管が押し潰れることで筋肉が炎症を起こし腰が痛い現象につながるのだとか。
寝返りが多い人は内臓の重さによって血管が圧迫される時間が短いため、筋肉の炎症が起こらず腰が痛くならないとのこと。
横向きに寝る場合は内臓の重さが腰にかかることはないですが、同じ体勢を長時間続けていると背骨が真っすぐな状態を保てなくなり、痛みが出ることがあるのだそうです。
横向きでも寝返りは頻繁に行った方が腰に良いのは間違いなし。
うつ伏せで長時間寝た場合は、背骨が反りすぎて、これまた腰への負担がかかり腰が痛くなります。
結局のとこ、寝返りは必要ということです。
ちなみに一般的には寝返りは一晩で20回程度。
寝返りの回数が少ない人がいるのか?
寝返りの回数が少ない人は、全身の筋肉がこわばっていて寝返りが打ちにくい状態にあるとのことです。
寝返りを打ちやすい体にするには筋肉を柔らかくする必要が。
寝返りを打ちやすい体にする方法
寝返りを打つのに重要なのは肩と腰に筋肉。効果的にほぐす方法は以下の通り。毎日2週間続けると寝返りが打ちやすい体になり、朝に腰が痛くならないとのこと。
肩をほぐす方法
寝たまま肩をほぐすことができます。
- 頭の後ろで指を組む。
- 肘を立て広げてぐ~っと床につける。
- この状態を5秒キープ。
- これを5回行う。
腰をほぐす方法
腰も寝たままほぐします。
- 片足を立て体の反対側へ。
- 足を倒しながら体をひねる。この時腰の筋肉を伸ばすように意識する。
- この体勢で10秒キープ。
- 反対側も10秒キープ。
まとめ
腰が痛いときは寝返りが打ててるかまず確認。寝返りが関係なければすぐ病院へ。
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