舌を見れば健康状態がわかるとのこと。
この差って何ですか?2019年9月3日放送にて紹介。
舌が白いと胃腸に問題がある可能性
これまで10万人以上の舌を診察した実績を持つ北里大学東洋医学総合研究所の伊藤剛先生によると、正常な舌はほのかにピンク色で体の異常で舌が白くなることがあるとのこと。
舌の表面の白いものは苔と呼ばれていて、これは舌の表面の細胞が死んで蓄積したものとのこと。
通常は舌の白いものは食べ物で自然に削られていきます。しかし体に異常があると舌の表面の乳頭と呼ばれる凹凸が成長し、乳頭と乳頭の間の部分に白いものがたまってしまうため、食べ物を食べても白いものが削られず舌が白くなってしまうのだとか。
胃や腸の炎症によって乳頭が伸びる
舌が白くなるのは胃や腸に問題がある可能性があるとのこと。
胃や腸は食べ物の消化吸収に関わっている人間にとってとても重要な機関。胃や腸が炎症を起こすと治そうとして新しい細胞が作られます。
胃腸と舌は粘膜で繋がっているため、舌も次々に新しい細胞が作られ、乳頭が伸びてしまうのだとか。
すると食べ物を食べても白いものが削られないため、胃や腸が炎症を起こすと舌が白っぽくなるというわけ。
舌磨きはオススメできない
伊藤剛先生によると舌の苔を取る舌磨きはオススメしないそうです。
皮膚の垢は角質となってバリア機能によって、外からの衝撃などから守ってくれています。
舌の白いものも食べ物のとんがったものや硬いものから舌を守るバリアとして機能しており、白いものを取りすぎるとバイ菌などの感染を起こしやすくなるそうです。
白い苔は口臭の原因となりそうに思われますが、苔からは臭いはほとんどしないのだとか。
なのでむやみやたらに取らない方が良いとのこと。
舌の外側に歯形が付いているのは体がむくんでいる可能性
舌の外側(横側)に歯形がついて窪んではいないでしょうか?
舌の外側に歯形が付いているのは舌がむくんで歯に押し付けているから。よって体がむくんでいる可能性があるとのこと。
むくみは体内の水分が多いことが原因。普段から水やお酒など水分を多く摂りすぎていると舌もむくんでしまう。
汗をあまりかけない人も同様。
むくみを解消するには、お風呂などで全身浴をすると、水圧によって体の周りの水が中心に集まってきて体から水が出やすくなるとのこと。
舌の色が薄いのは貧血の可能性
舌の色が薄い(淡い)人は赤血球が少なく貧血の可能性あり。
舌の色は体内の血液の色であり、正常であればタラコのような色。
舌の色が薄い人は栄養が悪かったり、鉄分不足などで貧血である可能性があるとのことです。
舌の色が濃いのは血液がドロドロの可能性
舌の色が濃い赤い色をしているのも異常が考えられます。
舌の色が濃く、黒ずんだ赤い色をしていると血液の流れが悪く、ドロドロになっている可能性があるとのこと。
血液がドロドロなので血管が詰まりやすいそうです。
まとめ
舌の色で簡単に健康チェックができそうですね。舌の色が気になったら病院へ。
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