足を見ると身体の健康状態がわかるとのこと。内臓の不調は足の裏の色でチェックできます。
この差って何ですか?2019年5月28日放送、足を見るだけで分かる体の状態の差にて紹介。
足の裏の色が紫色の人は肺機能が不調の可能性あり
1万人以上の人の足を見てきた下北沢病院・足病センター所属、富田益臣先生によると、足の裏の色が紫色がかっている人は、肺機能に不調がある可能性があるとのこと。
肺の機能と紫色に見える訳
肺は酸素を取り込み、酸素によって血液を綺麗な赤色に保つのが役割。
肺が正常に動かなくなると体に取り込む酸素の量が少なくなるため、血液中の酸素が不足し、血液の色が紫色になってしまいます。紫色の血液の色は肌に透けて見えるので、足の裏が紫色に見えるとのこと。
足の裏の色が紫色の人の改善方法
富田益臣先生がオススメする足の裏が紫色の人の改善方法は、呼吸筋を鍛えるトレーニング。トレーニング方法は以下の通り。
- 手を頭の後ろで組み、3秒間鼻で息を吸う。
- 6秒程度かけて口から息を吐きながら手を上に伸ばす(背中の筋肉を伸ばすように)
このトレーニングは背中の筋肉も伸びるので、肺が広がりやすくなるとのこと。
朝と夜に10回ずつ行うのがオススメ。
ただし、明らかに肺に不調を感じる人や肺に不安がある人は、早めに病院で受診するのがよいと思います。
足の裏が赤色の人は心臓が悪い可能性あり
富田益臣先生によると、心臓が悪い人は血液が溜まって足の裏が赤く見えることがあるとのこと。
また、最近、運動をしていない人や暴飲暴食が多い人など不摂生な生活を続けている人は、血液がドロドロになったり、心臓の働きが弱くなったりして、血行不良となり、足に溜まった血液が心臓に戻りにくくなり、足の裏が赤い色に見えることがあるのだとか。
足の裏の色が赤色の人の改善方法
富田益臣先生がオススメする足の裏の色が赤色の人の改善方法は、ウォーキング。
第2の心臓と呼ばれる足を動かすことで、足のポンプ機能によって溜まりすぎた血液を流すことができるとのこと。
足の裏が黄色の人は肝臓機能が低下している可能性あり
富田益臣先生によると、足の裏の色が黄色の人は肝臓機能が低下している可能性があるとのこと。
肝臓は血液中にあるビリルビンなどの成分をろ過して綺麗な血液にする役割があります。
お酒の飲みすぎや生活習慣の乱れによって肝臓機能が低下すると、本来ろ過されてしまうはずのビリルビンなどの成分が上手くろ過されず、血液中の残ってしまうのだとか。
すると、ビリルビンなどの成分は黄色なので足の裏が黄色に見えます。
足の裏の色が黄色の人の改善方法
富田益臣先生がオススメする足の裏の色が黄色の人の改善方法は、足湯。
足湯で足を温めることで、足に溜まっている血液が温まり、肝臓の一つの仕事である血液を温める作業が減るため、肝臓の負担を減り、肝臓の回復に効果があるとのこと。
足の裏がピンク色の人
さて最後に足の裏の色がピンク色に見える人。
富田益臣先生によると、足の裏の色がピンク色に見える人は健康な人!
おめでとうございます。足の裏の色判断では健康状態は良です。
まとめ
足の裏がピンク色の人は健康体、紫色の人は肺機能が低下、赤色の人は心臓の不調、喜色の人は肝機能の低下の疑いがあります。
ただし、足の裏の色の変化は必ずしも内臓の不調とは限らないとのことですが、気になる人は受診をオススメするとのこと。
また色の判断は素人では難しい部分もあるので、足の裏の色だけで安心するのも危険です。参考程度にとどめておきましょう。
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