空前のジョギングブームみたいですね!
東京では皇居の周りをジョギングする皇居ランが人気なのだとか。1日に、なんと1万人も走っているのだそうです。
人気の秘密は、緑が多く、信号がなくて走りやすいからだそう。
そんな人気の皇居ランですが、実は体に悪影響を及ぼすとのこと。
林先生が驚く初耳学!2018年10月7日放送、絶対に耳を塞ぎたくなる初耳学「ランニングのタブー」にて紹介。
車の排気ガスが体に悪影響
皇居周辺は交通量が多いです。ということは車が多く、排気ガスも多い。
排気ガスが多い場所でジョギングすると体の細胞に悪い影響が出るのだとか。
活性酸素は、様々な病気や老化の原因となることは知られてますよね。
研究によると、体内で発生する活性酸素は、特に排気ガスが多い環境の中で走ることによって大量発生するということが報告されているとのこと。
実際の実験でも、緑に囲まれた場所と皇居周回コースの約5キロメートルをランニングし、それぞれのランニング直後に血液を検査したところ、活性酸素が大量に発生していました。
皇居ランで同じ方向に走ると片足に負担増
皇居ランでは同じ方向に走るのがルールとなっているそうです。ぶつからないようにという配慮でしょうか?
この皇居の外周を同じ方向で走るのが体に悪影響を及ぼすのだとか。
実は皇居の外周の道路は水はけを良くするために、傾きがあります。
同じ方向に長く走り続けていると左右にかかる負担が異なるため、片足にかかる負担増加し、歩行障害やランニング障害を起こすことがあるそうです。
走る時間が長いと心臓病になるリスクが高まる
走るということは、通常の生活よりも心臓に負荷がかかります。
常に心臓に負荷を与え続けていると負担が蓄積され、病気を引き起こす可能性があるとのこと。
アメリカの研究論文では、1週間に48キロメートル以上走っている人は心臓病になるリスクが高まるという事が報告されています。
皇居ランを1日2周走り、それを1週間で5日間続けている人は要注意です。
ランニングのタブーのまとめ
ランニングのタブーをまとめると以下の通り。
- 車の排気ガスが多い場所でのランニングは体に悪影響を起こす
- 傾きのある道路で常に一定方向で走っていると片足に負担がかかり、障害を起こす可能性がある
- 毎日走っていると(目安は1週間で48キロメートル)心臓病を起こすリスクが高まる
皇居ランだけではなく、他の場所で走っている人も同じです。
健康のために走っているのに、病気になったり怪我をしたりしては本末転倒。
無理をせずに走るのがいいのではないでしょうか。
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