手磨きでは落としにくい汚れもよく落ちる電動歯ブラシ。しかも短時間で歯磨きができるので朝の時短にも。
でも巷には色んな電動歯ブラシがあってどれを選んだら良いか難しい。
サタデープラス 2021年2月6日放送では、人気電動歯ブラシ15種類について、5項目のチェックポイントにて総合得点を計算し、ランキング化。
これから電動歯ブラシを購入を考えている人に大変参考となる回でした。
電動歯ブラシのチェックポイントの項目
サタデープラスの電動歯ブラシのチェックポイントは以下の通り。
- 洗浄力
- 振動力
- 使いやすさ
- ランニングコスト
- 機能性
この5項目ごとに10点満点で採点をし、5項目の合計点の順位でランキング化。
電動歯ブラシの洗浄力のチェック方法
電動歯ブラシの洗浄力のチェック方法は、歯科模型に人工プラーク(歯垢)を塗布し、2分間で綺麗に磨けるかをチェック。
電動歯ブラシの振動力のチェック方法
電動歯ブラシの振動力のチェック方法は、苺を使用。
電動歯ブラシには2つの振動方式があります。一つは音波振動式、もう一つは回転式。
音波振動式は1分間に3万回前後の振動で水流を発生する方式。水流を発生しながら磨き、優しく汚れを落とします。
回転式は、ヘッドが回転する方式。歯を包み込むように歯を磨きます。
振動が強いと磨く力も強くなりますが、強すぎると歯茎を痛めます。
絶妙に磨けるかを確認する方法として苺を採用。
苺の表面の皮にブラシをあてて磨き、果肉に傷をつけずに果皮を取り除けるかをチェック。振動力が強いと果肉がざっくりと削れてしまいます。
電動歯ブラシの使いやすさ(操作性)のチェック方法
電動歯ブラシの使いやすさ(操作性)のチェック方法は、爺際に歯を磨いてみてチェック。
電動歯ブラシのランニングコスト
電動歯ブラシの歯ブラシは消耗品です。なので替え歯ブラシのランニングコストが掛かります。
ランニングコストは、替え歯ブラシの値段×年間使用本数 で年間コストを計算。15種類のランニングコストの平均は約2,840円/年とのことでした。
電動歯ブラシの機能性
今の電動歯ブラシには驚くべき機能性が搭載されているとのこと。
ワイヤレス充電や急速充電、アプリを使ってAIが歯磨きをガイドするなど。
ランキング結果
電動歯ブラシのランキング結果は以下の通りでした。
- 1位 オムロン音波式電動歯ブラシ HT-B324 メディアクリーン(オムロンヘルスケア)
- 2位 ソニックケアーダイヤモンドクリーン9000(フィリップス)
- 3位 ソニックケアープロテクトクリーン<プラス>(フィリップス)
- 4位 ブラウン オーラルB ジーニアスX(Oral-B by Braun)
- 5位 音波振動ハブラシ ドルツ EW-DA44(パナソニック)
5位 音波振動ハブラシ ドルツ EW-DA44(パナソニック)
5位のパナソニックの音波振動ハブラシ ドルツ EW-DA44は、全体的にバランスの良い電動歯ブラシ。
使いやすさでは9点を獲得。首の部分がかなり細いので小回りが良くきき、口の中で動かしやすいので、まったくわずらわしさがないとのこと。
また2分間の急速充電ができるので充電を忘れていた時に慌てずに済みます。
- 洗浄力:7点
- 振動力:7点
- 使いやすさ:9点
- ランニングコスト:8点
- 機能性:8点
- 総合得点:39点
4位 ブラウン オーラルB ジーニアスX(Oral-B by Braun)
4位のブラウン オーラルB ジーニアスXは、ブラウンのAI搭載の最上位機種。
回転式ならではの洗車並みのパワーを持つ洗浄力と機能性で満点を獲得。
洗浄力のパワーは高いですが、好みに合わせて6つのモードで磨くことができます。
ブラシ圧が強い場合は自動的にソフトの振動に変わる加圧ストップコントロールにより歯茎のダメージを防ぐこともできます。
オーラルB ジーニアスXに搭載されたAIにより、スマホのアプリを通じて自分の口の中のどこを磨いているかが分かります。
ブラシの位置をAIが判断し、アプリでガイドしてくれるので、極めて磨き残しが激減します。
- 洗浄力:10点
- 振動力:6点
- 使いやすさ:8点
- ランニングコスト:7点
- 機能性:10点
- 総合得点:41点
3位 ソニックケアープロテクトクリーン<プラス>(フィリップス)
3位のソニックケアープロテクトクリーン<プラス>(フィリップス)は、1万円を切る低価格の電動歯ブラシですが、圧倒的な洗浄力を誇ります。
歯の形状に合わせた特殊なブラシが磨きにくい歯の隅々まで届き、1分間に3万1000回の高速振動によって激しい水流を起こすため、抜群の洗浄能力を発揮。
歯垢除去力はなんと手磨きの最大7倍になるのだとか。
ランニングコストがちょい高いのが総合得点がやや低くなった要因です。
ちなみに13年連続で歯科医・歯科衛生士の使用率No.1を獲得しているのがフィリップスの電動歯ブラシとのこと。
- 洗浄力:10点
- 振動力:9点
- 使いやすさ:9点
- ランニングコスト:6点
- 機能性:8点
- 総合得点:42点
2位 ソニックケアーダイヤモンドクリーン9000(フィリップス)
2位のソニックケアーダイヤモンドクリーン9000(フィリップス)は、フィリップスの上位クラスにあたる電動歯ブラシ。
ランニングコストで点数を下げましたがそのほかの4項目ではほぼ満点を獲得。
歯ブラシのヘッド素材にゴム素材を採用しているのが他の電動歯ブラシにない最大の特徴。
ゴム素材の柔軟性によって毛先の振れが大きくなり、手磨きの最大10倍の歯垢除去力を生み出すのだとか。
振動の強さは3段階で調整可能とのこと。
- 洗浄力:10点
- 振動力:9点
- 使いやすさ:10点
- ランニングコスト:6点
- 機能性:9点
- 総合得点:44点
1位 オムロン音波式電動歯ブラシ HT-B324 メディアクリーン(オムロンヘルスケア)
1位のオムロン音波式電動歯ブラシ HT-B324 メディアクリーン(オムロンヘルスケア)は振動力が10点満点。使いやすさとランニングコストも高い。
ブラシの先っぽだけ硬いブラシになっていて、横から見ると11度に傾いています。
このブラシのヘッドとネックの角度が磨きやすさの秘密。手前に引き寄せてくる動きを計算して設計されているとのこと。
ランニングコストもリーズナブルで、年間1,540円!
オムロンの独自のタテヨコの高速振動により、手磨きでは落としにくい部分まで歯垢が除去できるとのこと。
振動が細かいため、苺磨きのテストでは超薄く削れていました。歯茎にも優しい振動力で安心です。
- 洗浄力:9点
- 振動力:10点
- 使いやすさ:9点
- ランニングコスト:9点
- 機能性:8点
- 総合得点:45点
ランニングコスト1位はアイオニック イオンパ DM-011
ちなみにランニングコスト1位は、アイオニック イオンパ DM-11でした。
替え歯ブラシは1本193円。年4本交換したとして、たったの772円/年。
しかも本体の価格も2,750円と格安。
コスト重視ならばコレ。
まとめ
個人的には音波式で本体価格も安いソニックケアープロテクトクリーンがお気に入り。
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