料理の時に油断するとついてしまうフライパンの焦げ。焦げを落とそうとタワシでゴシゴシ擦るとフラパンに傷が付いて困ってしまいます。
そんな時に使えるのが、フライパンの焦げを簡単に落とす方法。
大阪ほんわかテレビ 2021年1月22日放送、本当に使えるのはどれ?インターネットの裏技大検証にて紹介。
フライパンの焦げを落とす3つの方法
紹介されたネット上にあるフライパンの焦げを簡単に落とす3つの方法は以下の通り。
- コーラを使う
- レモンを使う
- お酢を使う
どの方法が最も効果的か、同じように焦がしたフライパンで検証されました。
検証方法は、各3つの方法を試し、最後に洗剤を使わずにスポンジで擦って焦げが落ちるまでの時間を測定して比較。
結論を書きますと、お酢を使う方法が最も簡単に焦げを落とすことができました。
コーラを使う方法で検証
コーラに含まれるクエン酸がフライパンの焦げを落とす効果があるとのこと。
コーラの使い方は以下の通り。
コーラをフライパンの焦げた部分が隠れる程度に注ぎ、コンロでフライパンを加熱し、ドロドロになるまで煮詰めます。
その後、スポンジで擦ると綺麗になるのに3分30秒かかりました。
レモンを使う方法で検証
こちらもレモンのクエン酸で焦げを落としやすくするのが狙い。
レモンを使った方法は次の通り。
レモン2個をスライスして焦げた部分にどっさりと乗せます。そして焦げが隠れる程度に水を入れ、沸騰させて10分間煮詰めます。
冷ました後、レモンを流しただけで焦げの大半が取れました。焦げもスムーズに取れていき、1分30秒で綺麗になりました。
お酢を使う方法で検証
お酢を使う方法は、お酢の酢酸が焦げを落としやすくするのが狙い。
お酢を使う方法は次の通り。
フライパンの焦げが隠れる程度に水を入れます。そこにお酢を大さじ2杯程度投入し、沸騰させ、約10分間煮詰めます。
冷まして流してみると、ほとんどの焦げが除去。あっという間にフライパンがピカピカに。スポンジに力を入れることなく、わずか30秒で綺麗になりました。
お酢でフライパンの焦げが取れやすくなる理由
化学に詳しい専門家の先生によると、焦げは食品に含まれているタンパク質がフライパンとくっついている状態とのこと。
タンパク質は酸によって構造が変化する性質があり、この化学変化によって焦げが剝がれやすくなります。
なぜ、お酢の方がコーラやレモンよりも焦げの取れが良いかというと、お酢には酢酸以外にもコハク酸などの色んな種類の酸が入っており、酸の濃度が高かったことが一つの理由なのだとか。
フライパンの焦げを落とす方法のまとめ
フライパンの焦げを落とすにはお酢を使うです。
ちなみに中性洗剤は、焦げの原因であるタンパク質を変化させることができないので、焦げを落としにくいとのこと。
【フライパン】
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