種は蒔いても全てが発芽するとは限りません。初心者だと発芽率がグッと下がることも。その種の発芽率を上げる簡単な方法を家庭菜園のプロが教えてくれました。
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あのニュースで得する人損する人、2015年11月26日放送にて紹介。
家庭菜園のプロは、300種類以上の植物を育てた石原北斗さん。石原北斗さんによると、種の発芽率を上げるには卵パックを使うと良いとのこと。ビニールハウスの仕組みと同じような働きが起こるそうです。
卵パックを使った発芽方法は以下の通り。番組では初心者でも育てやすい「ルッコラ」の種で実験。
- 卵パックのくぼみに一つずつキリで穴を開ける(パックのくぼみ全て)。
- 水受けトレイを下にセット。
- パックに土(プランター用)を敷き詰め、種を蒔き土をかける。(土は卵パック8分目の高さまで敷き詰める)
- 土に、指で深さ1センチ程度のくぼみを作っていく。
- 種の上に土を少しだけ被せる。上からちょっと押す程度。
- 最後にたっぷりと水をやる。パックの底に湿りを感じるくらいになる程度。
- 蓋を閉めて完成。
5の土を被せるのは重要なポイントで、ここで発芽率がずいぶんと変わってくるそうです。土を押すことで種と水分が密着し、種が水分をきっちりと吸水して発芽しやすくなるのだとか。
また蓋を閉めることでビニールハウスと同じような高温多湿の環境へ。卵パックは太陽光を通しやすいのでパック内の温度は上昇し、そのまま高温の状態で保たれ、土の水分によって蒸気が発生し、蒸気が外に逃げないので高温多湿状態に。
発芽を促す働きのある成分「ジベレリン酸」は高温多湿に反応する性質があり、高温多湿の環境下では発芽の確率がグッと上がるとのこと。
今回の発芽率は80%。種のパッケージには65%以上と記載があるが、実際には通常40%程度とのこと。2倍も発芽率が上がってました。
後の育て方は、毎日1回水やりするだけでOK。
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