冬の定番、石焼芋。石焼芋には、細長いサツマイモと丸いサツマイモがあってどっちを選んだ方がよいのか迷いますが、どっちが甘いのか?
この差って何ですか?2017年12月26日放送にて紹介。
そもそもサツマイモに細長いものと丸いものの形に差があるのか?
元千葉大学園芸学部講師の山川理先生によると、形の違いは地面に浅いところか深いところで成長したかどうか。
サツマイモは本来下に向かって伸びるのですが、地面に深い場所は硬いため下に伸びることができず、丸くなってしまいます。よって、浅い場所のサツマイモは細長く、深い場所のサツマイモは丸く育つのだとか。
そして細長いサツマイモと丸いサツマイモはどちらが甘いのか?
浅い場所で育つ細長いサツマイモが甘いそうです。地面に近い浅い場所は、太陽の光によって乾燥するため、サツマイモは、その厳しい環境から身を守ろうとして糖を蓄えようとします。なので、細長いサツマイモは糖度が高くなります。
実際に糖度計で測ってみると、細長いサツマイモは糖度42.6度、丸いサツマイモは糖度36.9度。約6度の差がありました。
ということで甘いサツマイモは細長いサツマイモの方。
甘いサツマイモが好きな人は、細長いサツマイモを選びましょう。
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