世界で唯一科学的に実証されたと言う「ガボールパッチ」を使った老眼の視力回復方法!
この差って何ですか?2019年6月18日放送にて紹介。
ガボールパッチを使った老眼の視力回復方法
「ガボールパッチ」とは物理学者デニス・ガボールが考案した図形で、ぼやけた図形が特徴。
二本松眼科病院の平松類先生によると、このぼやけた図形をただ見続けるだけで、視力の回復効果が期待できるのだとか。
この方法は老眼だけでなく、近視の人にも効果があるとのこと。近視と老眼は全く違う要因で起こるのですが、この視力回復方法は特殊な方法なので両方の視力に対して効果があると言われているそうです。
カリフォルニア大学の研究では1週間この視力回復方法を実践した32人全員が視力が回復したとのこと。
ガボールバッチは脳を鍛えて視力を回復する
ガボールバッチを使った視力回復方法は、眼自体をよくしようとするのではなく、脳を鍛えて情報処理を活性化させて視力を回復するという画期的な方法。
視力は眼球と脳とどちらも使って物を見ています。
眼球で画像の情報を取り入れ、脳で取り入れた情報を処理しています。
脳にはカメラの手振れ補正のような機能が備わっており、ぼやけた画像を脳が鮮明な物に補正しています。
脳梗塞の人は物が見づらい、認知症の人は視力が悪いというのは、この脳の処理に関連しています。
ぼやけた見づらいものを見続けることで、ぼやけた画像を鮮明にする脳の機能を鍛え、脳の情報処理能力が上がることで視力が回復できるというわけです。
ガボールバッチの代用品で視力回復
視力効果が期待できる「ガボールバッチ」ですが、大抵の家にはガボールバッチなんて図形は無いはずです。
日常生活で代用できるものが千円札。
千円札には中央部分にすかしがあります。
すかし部分を観続けることでガボールバッチを見続けたときと同様の効果が期待できるとのこと。
千円札のぼかしを使った視力回復をより効果的にアップさせる方法
千円札を使って視力回復させる方法をより効果的にアップさせる方法は以下の通り。
- 上の明るい電灯に向けてすかしがハッキリと見えるようにする。
- ゆっくりと下に下ろして見えづらいところで止める。すかしが薄くなって見えるか見えないかギリギリの所で判別するのがポイント。
- 10秒見続けたら再び見やすい高さへ上げる。
- 朝晩にそれぞれ10回行う。
これでより視力回復効果が期待できるとのこと。
浅田美代子さんと一般の人6人でこの視力回復方法を試したところ、浅田美代子さんは2週間のトレーニングで老眼の度合い(老眼視力表で検査)が0.3から0.4と0.1アップ、他の人も平均で0.2アップしていました。
老眼のセルフチェック方法
老眼かな?と思ったときは次の老眼のセルフチェックで確認。
- 目の前に人差し指を置く。
- 指紋を見ながら眼から徐々に離して行く。
- 指紋にピントが合ったところで止める。
30センチ以上離さないとピントが合わない人は老眼。
距離が長ければ長いほど老眼の度合いが強いと言えます。
まとめ
老眼の人も近眼の人も、この視力回復方法は無料でできるので試して見る価値ありです。
この視力回復方法は脳を鍛えるのが目的なので、眼自体は改善したわけではありません。視力が回復しても油断せず、眼は大切に使いましょう。
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