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【野菜が秘めたパワー】野菜を食べるメリット、最強の夏野菜はモロヘイヤなど ホンマでっか!?TV 2024/7/10

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野菜を食べるメリットとは?最強の夏野菜は?

 



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ホンマでっか!?TV 2024年7月10日放送にて紹介。

 

野菜を食べるメリット

美容栄養学評論家の池上淳子先生によると、野菜には抗酸化作用がたくさんあるとのこと。

紫外線や虫などを人間は避けることができるが、植物はできない。動けない状態でも自身の身体を守るために抗酸化成分をたくさん作って自らを守り、食べられないようにしているのだとか。

植物が作っているものはホワイトケミカルで植物の色素、香り、苦味、辛味などの成分。病気や老化の予防につながります。

 

ミニトマトと普通のトマトはどちらを選ぶのが良いか?

消化器評論家の工藤あき先生によるとミニトマトと普通のトマトでは、ミニトマトの方がオススメとのこと。

ミニトマトは、抗酸化作用のあるリコピンの量が普通のトマトに比べ約3倍あるのだとか。

ミニトマトは普通のトマトに比べて水分が少ない分、栄養が凝縮。ビタミンCもミニトマトは普通のトマトに比べて約2倍。

なおミニトマトは熟しているものがオススメ。未熟な若いミニトマトを買ってしまった場合、常温で2~3日置くと約60%リコピンが増えると言われているとのことです。

 

食べ過ぎるとよくない野菜はオクラとゴーヤ

生物評論家の池田清彦先生によると、オクラは食べ過ぎると下痢になりやすいので、食べ過ぎると良くない野菜とのこと。

オクラには水溶性の食物繊維が多く、食べ過ぎには注意が必要。ただし、便が硬い人には便通に効果的。

ゴーヤは半分以上食べると胸やけが起こりやすい野菜。ゴーヤもたくさん食べない方が良いのだとか。

 

ニンジンの皮だと思っている部分には栄養素がたくさん

美容栄養学評論家の池上淳子先生によると、ニンジンの皮だと思っている部分には栄養素がたくさんあるので剥かない方が良いとのこと。

実はスーパーに並んでいるニンジンには本来の皮はもうないのだとか。収穫前にはニンジンには白い部分があり、これがニンジンの皮。

ニンジンの収穫時に機械で洗われ、皮の白い部分はなくなるため、基本的には皮は剥かれた状態で販売。

一般的にニンジンの皮だと思われているのは少し硬い内鞘細胞と呼ばれれている細胞。

この<内鞘細胞にはベータカロテンが2倍以上、ポリフェノールは4倍以上含まれており、栄養素が豊富。

内鞘細胞は硬いが煮ればOK。

 

玉ねぎの皮にはケルセチンが豊富

美容栄養学評論家の池上淳子先生によると、玉ねぎの茶色い皮にはケルセチンが豊富とのこと。

ケルセチンは血管を柔らかくしたり血液をサラサラにする成分。

ケルセチンは水溶けやすいので、玉ねぎの皮をお茶パックに入れ、みそ汁などを作る際に煮込むと良いとのこと。

玉ねぎの皮を煮る時は、玉ねぎの皮は外側であればあるほどケラセチンが多いことも知っておくとよりケルセチンが摂れます。

 

オススメのエイジングケア野菜はブロッコリー

消化器評論家の工藤あき先生によると、ブロッコリーはエイジングケアでオススメの野菜とのこと。

ブロッコリーにはスルフォラファンという成分を多く含みます。スルフォラファンには体の老化のもとの糖化度を下げる効果があると言われています。

糖化とは、体内で糖質がタンパク質と結びつき肌や内臓にダメージを与え老化を加速します。いったん老化するともとに戻すのは困難。

スルフォラファンには、そんな老化の原因となる糖化度を下げる働きが期待できます。

ブロッコリーは、ブロッコリースプラウトがよりオススメ。

ブロッコリースプラウトは、ブロッコリーの20倍のスルフォラファンを含んでおり、最近はスーパーでもパックで並んでいるとのこと。

1日に25g食べると効果あり。生を半パックくらい食べるのが目安。

ブロッコリーもできるなら生がオススメなのだとか。

 

ピーマンはチンジャオロースにするのが1番良い

子供が苦手な野菜の代表格、ピーマン。

そんなピーマン、学校栄養士の松丸蒋先生先生によるとチンジャオロースにして食べるのが一番良いとのこと。

ピーマンの苦みを抑えるためには甘みがあるとよく、チンジャオロースのオイスターソースの甘味や牛肉の脂の甘味によって苦味を抑制。

更に食材の旨味成分は、合わさることで旨味が足し算ではなく掛け算となり、旨味の相乗効果が生まれます。

ピーマンには旨味成分のグルタミン酸が含まれており、牛肉のイノシン酸との旨味、更にオイスターソースの中の旨味成分が合わさることで、更に美味しいチンジャオロースに。

ピーマンをチンジャオロースの食材として使うことは理にかなっているということです。

 

ピーマンは種や綿のところに栄養が豊富

ピーマンには血液をサラサラにしてくれるピラジンという成分が含まれています。

実は、普段の調理では抜き取ってしまうピーマンの種や綿のところに豊富とのこと。

 

赤いパプリカは美肌効果に期待

ピーマンによく似たパプリカ。美容栄養学評論家の池上淳子先生によると、肌のシミ予防には赤いパプリカが効果的とのこと。

更に赤いパプリカにはコラーゲンの生成に必要なビタミンCも豊富で全食品の中でもトップクラス。美肌効果に期待ができます。

 

オススメの最強の夏野菜はモロヘイヤ

美容栄養学評論家の池上淳子先生によると、オススメの最強夏野菜はモロヘイヤ。栄養素という観点からでは、モロヘイヤは他の野菜とは比べものにならないくらいずば抜けた野菜。

モロヘイヤにはカルシウム、鉄分など様々な栄養素が豊富。

更に山梨県の研究機関の報告によると、限られた野菜との比較になるが、抗酸化力を比較(Trolox相対法)すると、2位がブロッコリーで338μmon/100g、1位はモロヘイヤで2685μmol/100gと、モロヘイヤはブロッコリーの約7倍。

紫外線の害を受ける夏は、モロヘイヤを見たら買い。

モロヘイヤは、茹でて胡麻和えにしたり、納豆に混ぜたり、みそ汁やスープに細かく刻んで入れると凄く食べやすくて美味しいとのこと。

 

美肌効果も期待できるモロヘイヤ

消化器評論家の工藤あき先生によると、モロヘイヤは美肌効果も期待できるとのこと。

モロヘイヤはアラビア語で「王様の野菜」という意味。

モロヘイヤには、ベータカロチンが凄く豊富。100gあたり10000μgのベータカロテンを含む。

ベータカロテンを多く含むケールでも100gあたり3000μg。

ベータカロテンは体内でビタミンAに変化。ビタミンAは肌の新陳代謝を高めるヒアルロン酸の生成を促し、美肌効果が期待できるのだとか。

なお、カルシウム量はほうれん草の約5倍だそうです。

 

レタスはサニーレタスが栄養価が高い

美容栄養学評論家の池上淳子先生によると、レタスは、シャキシャキしてお鍋に入れると凄く美味しい玉レタスよりも栄養学的にはサニーレタスがオススメとのこと。

レタスは水分が多くて栄養は少ないイメージがあるが、サニーレタスはカルシウム、鉄、ビタミン、食物繊維が豊富で侮れない野菜。

 

マニアックなオススメの野菜はラワンぶき

野菜評論家の小堀夏佳先生によると、マニアックな野菜でオススメなのは北海道のラワンぶき。

ラワンぶきは、見たらデカっ!とつぶやいてしまうくらい想像以上に大きいのが特徴のフキ。

ラワンぶきを栽培しているのは、北海道のマシュロという地域で、広い大地にラワン川が流れるミネラルが多い地域。

味はフキの風味が強く、ジャムにすると甘みがあって美味しいとのこと。

ラワンぶきの佃煮の「ほらふき」は味が濃いので、ご飯が進むそうです。

 

人間は野菜ばかり食べても駄目

生物学評論家の池田清彦先生によると、人間は野菜ばかりを食べても駄目とのこと。

人間は肉、穀物、野菜を食べる雑食の生物。ベジタリアンは早死にしやすく、野菜中心の食生活よりも様々なものを食べた方が健康的なのだとか。

またベジタリアンは非ベジタリアンに比べて1.2倍脳卒中になりやすいとの報告も。

なので野菜ばかり食べない方がオススメ。

ちなみに、土いじりは脳に良く認知症改善効果に期待ができるとのこと。

土の中には特殊な細菌、マイコバクテリウムバッカエが入っており、この細菌は抗うつ作用、抗アレルギー、ストレス解消などの効果があることが知られているのだとか。

土いじりをするとマイコバクテリウムバッカエが体内に入って来て、マイコバクテリウムバッカエの効果の影響を受けるとのことです。

 

まとめ

野菜を食べるメリットは、野菜の抗酸化作用物質を摂るため。

ミニトマトと普通のトマトでは、リコピンの量が多いミニトマトの方がオススメ。

オクラやゴーヤは食べ過ぎに注意。食べ過ぎると、オクラは下痢をしやすくなり、ゴーヤは胸やけを起こしやすい。

売っているニンジンの皮は本来の皮ではなく、内鞘細胞と呼ばれれている細胞で栄養が豊富。

玉ねぎの茶色い皮にはケルセチンが豊富。お茶パックに入れ、みそ汁などを作る際に煮込むと良い。

ブロッコリーはエイジングケアでオススメの野菜。

ピーマンは普段食べているところよりも種や綿にピラジン(血液サラサラにする成分)。

パプリカは美肌効果が期待できる。

オススメの最強夏野菜はモロヘイヤ。

栄養学的には玉レタスよりもサニーレタスがオススメ。

マニアックな野菜でオススメなのは北海道のラワンぶき。

 

 

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