子供には健康のために野菜を食べてもらいたいですが、野菜嫌いな子供は多く、野菜を食べてもらうのに苦労しますよね。
そんな子供の野菜嫌いを改善する有効な方法がホンマでっか!?TV 2024年7月10日放送にて紹介されました。
子供の野菜嫌いを改善するには食育が有効
疲労評論家の梶本修身先生によると、子供が嫌いな野菜の一つ、ブロッコリーが嫌いなのは子供の口内細菌のせいとのこと。
子供の時の口内細菌の影響によって、ブロッコリーを食べるときに臭いがすごくきつく感じるので苦手なのだとか。
システインレアーゼという酵素が分解する際に臭いが出る。子供の時はシステインレアーゼを出す口内細菌がものすごく多いとのこと。
さらに子供ほど臭いを感じやすいのも一つの要因。
疲労評論家の梶本修身先生によると、子供の野菜嫌いを改善するには、一緒に野菜を育てる食育が効果的とのこと。
小学校のプログラムにも入っている食育。小さい頃から一緒に野菜を育て上げると、子供は野菜に愛着をもち、興味がわいて野菜に詳しくなり食べてくれるのだとか。
庭やテラスがなくて野菜を栽培できない場合は、子供と一緒にサラダを盛りつけるのも効果的。このとき子供が嫌いな野菜も芸術的に盛り付けし、褒めてあげると子供は食べてくれるそう。
子供に、野菜に関心を持ってもらうのがポイントです。
子供に野菜を食べてもらうには献立名を凝ったネーミングにするのも有効
学校栄養士の松丸蒋先生によると、学校給食では子供に野菜を食べてもらうために、献立名を凝ったネーミングにすることがあるとのこと。
子供の野菜の好き嫌いの改善は全国栄養士の悩みの一つ。
味や香りにもこだわっているが、献立表を見て好奇心や期待値など視覚情報から行くこともあるのだとか。
例えば、野菜煮込みの「カポナータ」という料理の場合、通常、献立名は野菜の洋風煮込みのようなネーミングになりがちですが、これではワクワク感なし。そこで隠し味に西京味噌を少し入れ、ひらがなで「さいきょうカポナータ」というネーミングに。
さいきょう = 最強 という発想から、子供は最強になれるの?と興味津々。
嘘は駄目ですが、ネーミングは非常に大事とのことです。
ドレッシングにタマネギやリンゴのすりおろしを入れると子供も野菜を食べられることも
学校栄養士の松丸蒋先生によると、ドレッシングにタマネギやリンゴのすりおろしを入れると子供は野菜を食べられるようになることがあるとのこと。
美味しいドレッシングをかけると野菜は食べやすい。
普通は砂糖や塩を足したいが、給食では制限があり、たくさん足すことができない。そこで使えるのがタマネギやリンゴのすりおろし。
タマネギやリンゴのすりおろしをドレッシングに入れて加熱すると甘くなり、爽やかになって美味しくなるのだとか。
家ででも可能。市販のドレッシングをフライパンに入れ、その上からタマネギやリンゴを5~10回すりおろし、弱火で2~3分加熱すると凄く甘くておいしくなるとのこと。
塩分が増えることもないので、野菜嫌いの子供や塩分摂取制限のある大人にもオススメ。
まとめ
紹介された子供の野菜嫌いを改善する方法は、
- 子供と一緒に野菜を育てる食育を行う
- 献立名を子供が興味がわくネーミングにする
- タマネギやリンゴのすりおろしを入れたドレッシングを野菜にかける
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