岩手県盛岡市にある創業1914年の老舗醤油店「浅沼醤油店」が斬新な醤油を開発!その名も「朝のパン醤油」。
食パンのパンのミミで作った醤油!
大阪ほんわかテレビ 2024年5月31日放送、意外な原材料グッズ&グルメ アレがコレになりましたにて紹介。
トーストと相性抜群の朝のパン醤油
通常の醤油は大豆、食塩、炒った小麦などが原料。この「朝のパン醤油」は焼いたパンのミミが原料。
見た目は少しとろとろで、洋の感じがする味わい。
近所のパン工場でパンのミミを貰い発酵させると簡単に醤油ができたとのこと。
簡単に醤油はできたものの、豆腐にも刺身にも合わない。発酵食品であるパンから出来たこの醤油は、チーズのように発酵感のある洋のような味わいであるため、豆腐や刺身には合わず、開発はいったん中断。
しかし、ずっと研究を続けていた担当者が自宅にこの醤油を持ち帰って色々と試したところ、目玉焼きトーストに良く合うことを発見。
ほのかな発酵の味わいがトーストと相性抜群なのだとか。
ここから更に改良を重ね、パンに沁み込みすぎないようにドロッとしたジュレ状にし、パンに合う醤油を完成させたとのこと。
レポーターの試食では、和と洋の掛け合わせがちょっとテリヤキっぽく甘い。旨味が凄くめちゃめちゃ美味しいと高評価。
パンの他にもパン粉を使ったフライにも好相性。
浅沼醤油店の朝のパン醤油以外の商品
浅沼商店には、「朝のパン醤油」以外にも魅力的な醤油を販売。番組の中で紹介された醤油は以下の通り。
- あわびの精
- 牛醤
「あわびの精」は、あわびの肝の部分を発酵させて作った魚醤。
あわびは昆布を食べて大きく成長するので、餌の昆布の旨味が凝縮。なので海鮮パスタに良く合うとのこと。刺身に使うと手軽に肝和え風に。
「牛醤」は黒毛和牛を発酵させて液体にし、アミノ酸を30倍で増幅させた醤油。安いお肉でもまるで高級肉のように変化するという旨味抜群なのが特徴とのこと。
まとめ
老舗の浅沼醤油店が開発した食パンのミミを発酵させた斬新な醤油、「朝のパン醤油」。
普通は醤油と合う豆腐や刺身に相性が悪いという珍しい醤油で、パンとの相性は抜群。
甘くて洋の感じがするのが特徴。
【浅沼醤油店】
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