老舗ミシンメーカーの英知を集結させ開発した最新ミシン「パステルミシン」。
大阪ほんわかテレビ 2025年10月3日放送、昔懐かしの商品がアップデート「令和にアレがアップデート」にて紹介。
小学校でミシンを習うタイミングで使ってほしい「パステルミシン」
大阪生野区に本社を構える1946年創業の老舗ミシンメーカー、株式会社アックスヤマザキ。
実は大阪関西万博で自社の最先端のミシン「MIRAIミシン」を出展。立体物を直接縫える革新的なミシンで、大きな話題に。
立体的に縫えるので、椅子の修理や自転車の修理など、複雑な立体物もそのまま縫って修理が可能と夢のようなミシン。来年向けて製品化を調整中。
そんなアックスヤマザキがこれまでの英知を集結して開発したのが、今回紹介された「パステルミシン」はアックスヤマザキがこれまでの英知を集結して開発。小学校5~6年向けのミシンで、ミシンを習うタイミングで是非使ってもらいたい本格的な子供用ミシンとのこと。
小学校の家庭科のミシンの授業で、ミシンが難しく、苦手になる子供が多数。
そこで学校でミシンを習う年代の子供たちにミシン好きになって欲しいという想いでこのミシンを開発。
最先端なのは透けて見えるところ。
ミシンの糸かけは、何のために糸をかけて中で何が起こっているのかが分かりづらい。であれば、中が見えれば、ここに糸をかけたらこうなるという風に興味を持ってもらいやすい。これがスケルトン仕様の狙い。
また、ミシンを間違って使っていると本体が赤く点滅し間違っていることを知らせてくれるトラブルおしらせモード機能があり、ミシン未経験者に嬉しい機能も搭載。
他にもミシンを使っていて困ったときに見るとすぐに解決ができるというカードがあったりと、様々なところに子供たちが安全で簡単に学びながら使える工夫がされているとのことです。
ミシン業界に革命を起こすミシンを次々に開発
アックスヤマザキは、19人でやっている小さな会社。小さい会社ながら、「MIRAIミシン」や「パステルミシン」以外にも、ミシン業界に革命を起こすミシンを次々に開発。
アクスヤマザキの2代目、山崎一史社長は、ミシンをやらない方にやっていただけるようなミシンをどんどん作り、昔のような一家に一台を実現したいという想いから、新しいミシンを次々に開発しているという。
アックスヤマザキが2020年に発売した「子育てにちょうどいいミシン」は、累計販売台数15万台を超えるヒット商品。
重くて複雑で使いづらいというミシンのイメージを全て取り除き、重さ2kg弱と軽く、誰でも簡単に使えるようにしたのがこのミシンの特徴。
特に、操作する所は、返し縫いレバーとスピード調節つまみの2つしかなく、非常に分かりやすいのがポイント。
また、ニューヨーク近代美術館のミュージアムショップでも販売されるほど、デザイン性も高く評価。
他にも糸を通すところが見えにくいというお年寄りのために針の前にルーペを取り付け、針先がしっかり見えるようにした「孫につくる、わたしにやさしいミシン」、デニム生地12枚を縫え、レザーや帆布も縫えるほどのハイパワーな無骨なデザインの「TOKYO OTOKO ミシン」も人気。
まとめ
昔のようなミシンを一家にミシン一台を目指すため、革命的なミシンを次々に開するアックスヤマザキ。
「パステルミシン」はスケルトンで中が透けて見えるので、好奇心旺盛な子供たちに興味を持ってもらいやすいのも特徴。
もちろん、初心者に優しい思想のミシンなので、これからミシンを始めてみたいミシン未経験者の大人の人にも最適。
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