算数ができない子は、まず国語を勉強すると良いそうです。
ダウンタウンの番組、100秒博士アカデミー 2013年10月22日放送で、受験博士の西村則康博士が、算数ができる子になる勉強方法を教えてくれました。
受験博士の西村則康博士は35年受験指導をし、難関中学校に2500人以上合格させてきた日本一の家庭教師。
西村則康博士によると、国語の「てにをは」を使いこなせることになることで算数ができるようになるのだそうです。
算数の問題は文章なので、国語力がないとそもそも問題の意味がわかりませんよね。問題の文章の「てにをは」を間違えて理解すると答えも間違ってしまいます。
そもそも算数の問題の意味がチンプンカンプンだったら、問題を解くこともできません。
なので、国語の「てにをは」を上手に使うことができると、算数は飛躍的に伸びるのだそうです。
確かに、子供に算数を教えていると、計算はできるのに問題の意味が良く分からないようでした。
この「てにをは」を習得するには、
- 本を音読する
- 家庭の会話
の2つを気をつけることが重要とのことです。
音読は、音読するときに「てにをは」を特に強調して読みます。このとき、文章の「てにをは」に〇などの印をつけるとさらに効果的とのことです。
また、句読点は注意して、必ず切ります。
家庭の会話は、会話のときにちゃんと「てにをは」をつけて会話します。
家庭の会話では「てにをは」を省略しがちですが、これNGだそうです。
西村則康博士によると、10歳までに「てにをは」を理解できるようにするのが重要だそうです。
お子さんが算数が苦手な場合、算数の問題をたくさんやらせるのではなく、まずは国語の「てにをは」の勉強から始めさせてみてはどうでしょうか?
問題の意味が分からないと、算数の勉強が面白くなくなって算数嫌いになるかもしれないですしね。
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