一年通してみんなに人気のスイーツ、バウムクーヘン。スーパーやコンビニで気軽に買えるバウムクーヘンですが、種類がありすぎて迷ってしまいます。
果たしてオススメのバウムクーヘンはどのメーカーのどのバウムクーヘンなのか?
サタプラ(サタデープラス) 2022年9月3日、バウムクーヘン ひたすら試してランキングおすすめベスト5にて買って失敗しないバウムクーヘンを紹介。
バウムクーヘンのチェックポイントとベスト5の結果
今回は人気のバウムクーヘン中のから検証対象14種類を選出。そしてサタプラ独自の方法にて徹底調査。
チェック項目は以下の5ポイント。
- コストパフォーマンス
- 層の数と質
- 口当たり
- 全体の味
- 生クリームとの相性
この5項目ごとに10点満点で採点をし、5項目の合計点の順位でランキング化。
そしてパティシエの宮本雅巳シェフが助っ人として登場。
宮本さんは国内外で数々の受賞経歴を持つプロ。熟練の技術と確かな味覚で世界中から商品プロデュースや味のチェックを依頼され、味の番人と呼ばれている方。
宮本さんによると、バウムクーヘンは層を焼くのに手間がかかり、ここがプロの技術の腕の見せどころ。
コストパフォーマンス
コストパフォーマンスは、値段を内容量で割って10g当たりの値段を算出。
値段÷内容量(g)×10 = 10g当たりの値段
14種類のバウムクーヘンの10g当たりの値段の平均値は19.4円。
14種類中コスパ1位は、美松製菓の「東京バウムクーヘン スウィートクーヘンバニラ」(350円)。10g当たりの値段は9.2円。
美松製菓はバウムクーヘン専門メーカー。1963年創業の老舗。常時150種類のバウムクーヘンを製造。専門メーカーの強みを活かして材料を大量に仕入れることでこのコスパを実現。
層の数と質
バウムクーヘンの2cmの幅の中に何層あるかを計測。更にプロが層の質をチェック。
14種類のバウムクーヘンの平均の層は10層。
そしてバウムクーヘンの層の数と質の1位は、北のエースの「キタノセレクション スティックバウム」(216円)。
かなり細かい層で15層。層ももちろん綺麗。プロもどうやって焼いたのか気になるくらいの技術力の焼き具合。
口当たり
口当たりは、一口目のしっとり感と口どけの良さをチェック。パサパサだと口の中の水分を持っていかれるので重要なポイント。
口当たり1位は、ファミリーマートの「こだわりのしっとりバウムクーヘン」。(158円)。
2、3回噛むとすーっと溶けていく食感があり絶妙なソフト感。
ファミマの「こだわりのしっとりバウムクーヘン」の口当たりの良さの秘密は焼き時間とのこと。低温でじっくりと時間をかけて焼き上げて生地が硬くなることを抑え、しっとりとした食感となるのだとか。
全体の味
全体の味は、バウムクーヘンのトータルの味の評価。
全体の味1位は、ローソンの「生バウムクーヘン」(165円)。仕上げの砂糖と生地の甘さをちゃんと計算していてバランスがとても良いとのこと。
「生バウムクーヘン」には風味豊かな低温殺菌の牛乳を使用。北海道産の生クリームとたっぷりの卵を独自ブレンド。
素材本来の味がしっかりと感じられ、優しい甘さが特徴なのだとか。
生クリームとの相性
生クリームはバウムクーヘンの味をアップしてくれるアイテム。最後は生クリームとの相性をチェック。
生クリームとの相性1位は、ファミリーマートの「冷やして食べるしっとり食感のバウム」(158円)。
生クリームとの相性抜群で、食べやすく、甘すぎず、よりしっとり感が増し、口どけがよくなるとのこと。
冷蔵商品であるため、冷やした生クリームとの温度差が少なくベストマッチ。冷やして食べるというのがポイントなのだとか。
バウムクーヘン おすすめベスト5の結果
バウムクーヘン ひたすら試してランキングおすすめベスト5の結果は以下の通りでした。
- 1位 ファミリーマート こだわりのしっとりバウムクーヘン
- 2位 ローソン 生バウムクーヘン
- 3位 無印良品 不揃い 発酵バターバウム
- 4位 ファミリーマート 冷やして食べるしっとり食感のバウム
- 5位 無印良品 不揃い はちみつバウム
5位 無印良品 不揃い はちみつバウム
5位は、無印良品の「不揃い はちみつバウム」(150円)。
総合得点は50点中、40点を獲得。コスパ:8点、層の数と質:7点、口当たり:9点、全体の味:9点、生クリームとの相性:7点。
口当たりと全体の味で高得点。ハチミツの良さを引き出してバウムクーヘンと上手い感じでコラボしているとのこと。
ファミマの「不揃い はみみつバウム」に使うハチミツは瞬間加熱したもの。瞬間加熱することでハチミツの香りがより引き立ちしっとりと焼き上がるのだとか。
また焼きムラや凸凹など味に問題のない部分を活かしてコスパを実現。
この不揃いシリーズには25種類のフレーバーを発売。2017年の発売以来売り上げ約9000万個の大ヒットスイーツとのことです。
4位 ファミリーマート 冷やして食べるしっとり食感のバウム
5位は、ファミリーマートの「冷やして食べるしっとり食感のバウム」(158円)。
総合得点は50点中、41点を獲得。コスパ:7点、層の数と質:6点、口当たり:10点、全体の味:8点、生クリームとの相性:10点。
口当たりと生クリームとの相性で10点満点。このバウムクーヘンが今はやりの最先端と高評価。しっとりした食感がじゅわっと来て素晴らしいとのこと。
このしっとり感の秘密は使用する油。バターやマーガリンなどの固形油脂は使わず、液体の植物油を配合。冷やしても硬くなりにくくしっとり感が実現できるのだとか。
3位 無印良品 不揃い 発酵バターバウム
3位は、無印良品の「不揃い 発酵バターバウム」(150円)。
総合得点は50点中、42点を獲得。コスパ:8点、層の数と質:7点、口当たり:9点、全体の味:9点、生クリームとの相性:9点。
味に関する3項目で9点。バランスの良さで高得点を獲得。
「不揃い 発酵バターバウム」は先月の8月に発売された新商品。バターの味は凄いもののいやらしさはない。旨味の強いニュージーランド産の発酵バターを使用することでこれまでのバターバウムよりも濃厚な味わいが向上。日本人好みのバウムクーヘンとのこと。
2位 ローソン 生バウムクーヘン
2位は、ローソンの「生バウムクーヘン」(165円)。
総合得点は50点中、43点を獲得。コスパ:7点、層の数と質:8点、口当たり:10点、全体の味:10点、生クリームとの相性:8点。
口当たりと全体の味で10点満点と優秀。プロも絶賛した一品。
「生バウムクーヘン」はローソンの冷蔵タイプのバウムクーヘン。プロのパティシエが絶賛したポイントはしっとり食感。
口の中の水分と上手い具合に溶け合い自然になくなっていく食感で、すごくバランスが良いとのこと。
ファミリーマート こだわりのしっとりバウムクーヘン
1位はファミリーマートの「こだわりのしっとりバウムクーヘン」(158円)。
総合得点は50点中、44点を獲得。コスパ:7点、層の数と質:9点、口当たり:10点、全体の味:10点、生クリームとの相性:8点。
味の2項目で10点満点を記録。
「こだわりのしっとりバウムクーヘン」はファミマの常温タイプのバウムクーヘン。リピーターを逃がさないある仕掛けをプロのパティシエが特に評価。
その仕掛けとは、じわじわ美味しさが来る味わい。
一口目で強烈なインパクトが来るスイーツは最後まで食べると嫌になってくるが、じわじわ美味しさが来るスイーツは、もう一口、もう一口となってすべて平らげた時に美味しいとなり、もう一回買って食べてみようとなるのだとか。
ちまみにファミマからのアレンジレシピを紹介。「こだわりのしっとりバウムクーヘン」に牛乳をかけて焼いて、バターとメイプルシロップをかけるだけ。これだけでお手軽な美味しいフレンチトーストの出来上がり。
バウムクーヘンのおすすめランキングのまとめ
人気のバウムクーヘン、おすすめランキング1位はファミリーマートの「こだわりのしっとりバウムクーヘン」。それにしてもファミマとローソンはスイーツ強いですね。
ちなみに「こだわりのしっとりバウムクーヘン」のおすすめのアレンジレシピは、牛乳とバター、メイプルシロップを使ったフレンチトースト風バウムクーヘン。
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