しっかり夜に睡眠とっても昼食後に眠くなるときと眠くならないときがありますが、違いって何でしょう?
この差って何ですか?2016年6月12日放送にて紹介。
昼食後に眠くなるときと眠くならないときの違いを教えてくれたのは、医学博士の今野裕之先生。
昼食後に眠くなるときと眠くならないときの違いの理由
今野先生によると、普段の睡眠量は足りているのに、眠くなったり眠くならなかったりするのは理由が2つあるとのこと。
- 脳に血液がいくかいかないか
- 炭水化物を取ったか取らなかったか
脳に血液がいかないと眠くなる
脳の血液が減ると眠たくなります。
食べ物を食べると、消化のため内蔵に血液が集中することになります。なので脳の血流量が減り、眠たくなります。
炭水化物を取ると眠たくなる
脳の糖分が減ると眠たくなります。
血液中の糖は、通常は一定量に保たれています。食事で炭水化物を食べると血液中の糖分が増加するため、血液中の糖分を一定にしようとすい臓からインスリンを分泌。糖分が多いとインスリンが過剰に分泌され、インスリンが糖を取り除きすぎることに。すると糖分が不足することとなり、脳の糖分も足りなくなるため、眠たくなります。
昼食後に眠たくならないようにするためには
とりあえず炭水化物を取らないと眠たくなくなるそうです。
炭水化物の食物を食べたいときは、野菜を先に食べると良いとのこと。食物繊維が血液中の糖の上昇を抑えてくれるので、インスリンの分泌も抑えられ、結果、眠たくなりにくいそうです。
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