心筋梗塞や脳梗塞の原因にもある高コレステロール。自分が高コレステロールかどうかは、病院で検査すればわかりますが、いちいち病院で検査するのも面倒だし、お金もかかります。
実はアキレス腱で自分が高コレステロール状態なのか簡単にわかるのだそう。
こ差って何ですか?2019年4月9日放送、放っておくと・・・病気になってしまう状態の時に体に現われるサインの差にて紹介。
アキレス腱の幅で高コレステロールなのかがチェックできる
アキレス腱で高コレステロールかどうかチェックできる方法を教えてくれたのは、医学博士の内山明好先生。
チェック方法は簡単。
- 椅子に座って足を組む。
- アキレス腱の1番細いところ(くるぶしの後ろくらい)を指で摘む。
- 指と指の間の長さを測る
- この長さ(アキレス腱の太さ)が1.5センチ以上であれば高コレステロールである可能性が高い
内山先生によると、アキレス腱は体の中でもコレステロールが溜まりやすい場所とのこと。
実はコレステロールは傷を修復する大事な脂質。
アキレス腱には常に体重がかかっており、アキレス腱の組織は傷が付きやすい部位です。この傷を修復しようと、近くの血管からコレステロールが染み出してきます。
コレステロールが高い人は、このコレステロールがアキレス腱にどんどん染み出して溜まり、アキレス腱が膨らんでくるのだとか。
相当コレステロールが高い人は、アキレス腱の太さが2センチ以上にも膨らむ人もいるそうです。
心筋梗塞の10人に1人は1アキレス腱の太さが1.5センチ以上というデータもある
ご存知だと思いますが、高コレステロールの人は心筋梗塞になりやすいと言われています。
心筋梗塞を発症した人の10人に1人はアキレス腱の太さが1.5センチ以上あったというデータもあるとのこと。
黄色腫のしこりもコレステロール値が高い証
目の周りに黄色腫(おうしょくしゅ)というしこりができるのもコレステロール値が高い証。これもコレステロールが染み出してふくらみを作っているのだとか。
あのレオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」の左目の周りをよく見るとしこりが見えます。このことから、モナ・リザもコレステロール値が高かったのでは?と考えられています。
黄色腫があったら病院で血液検査をするのが良いかもしれません。
脳梗塞かどうかをチェックする方法
高コレステロールの人は、脳梗塞も発症しやすい病気の一つ。自分が脳梗塞かどうかをチェックする方法も紹介されました。
- 背筋を立てて真っ直ぐ立つ
- 手のひらを広げ、腕を肩の高さまで上げて目をつぶる
- そのまま10秒数える
- 腕を動かさずに目を開ける
- 両腕の位置が動いていなければセーフ
上記の方法で腕の位置が動いていなければ正常なのですが、片方の腕が下がっていると脳梗塞予備軍の可能性があるとのこと。医者に相談してみましょう。
まとめ
高コレステロールは、心筋梗塞や脳梗塞を招く可能性があります。紹介された高コレステロールかどうかをチェックする方法は簡単なので、定期的にチェックしましょう。
気になる人は、病院で検査を受けることをオススメします。
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