老舗和菓子屋なのにリゾットが人気の「笹屋伊織別邸」。
ちゃちゃ入れマンデー 2021年7月6日放送にて紹介。
1716年創業の老舗和菓子屋「笹屋伊織(ささやいおり)」
「笹屋伊織(ささやいおり)」は創業1716年、京都人ならだれでも知る老舗和菓子店。
江戸時代中期に伊勢の城下町で和菓子職人をしていた初代が、御所の御用で京都へと呼び寄せられたことが始まり。その後、300年以上京都人に愛され続けてきたという。
代表銘菓は「どら焼き」。見た目はどら焼きに見えないが、江戸時代末期に当時のお坊さんから副食となるお菓子を作って欲しいとの依頼があり、鉄板の代わりにお寺の銅鑼の上で焼いたことからその名が付いたのだとか。今や笹屋伊織の看板商品。
そんな老舗和菓子屋が、和菓子とは関係のないリゾットの提供を始めたところ、人気を集めているのだとか。
笹屋伊織別邸でのみ食べられる道明寺トマトリゾット
リゾットが食べられるのは「笹屋伊織別邸」。人気メニューは「道明寺トマトリゾット」。お米の代わりに道明寺を使用。
道明寺とは桜餅の材料であるもち米を乾燥させて割ったもの。「道明寺リゾット」は見た目が真っ赤で美しく、もっちりとした食感が特徴的なリゾット。
夏にぴったりな酸味が爽やかなトマトソースを使用し、出汁がきいててコクがあり、重い感じはなく、女性でも軽い感じで食べられるとのこと。
冬には新しくチーズリゾットも販売する予定なのだとか。
老舗和菓子屋がリゾットを提供する理由
なぜ和菓子とは無関係のリゾットを老舗和菓子屋が提供しているのか?
笹屋伊織では、和菓子が若い人たちに受け入れられていないことを懸念。若い世代の人にも日本の美味しい和菓子を伝統と文化と一緒に伝えていきたいと、イタリアンを勉強している職人が考え、その結果、できたのがこのリゾットとのこと。
笹屋伊織別邸ではリゾットの他にも新感覚のメニューを提供
笹屋伊織別邸では、このリゾットの他にも斬新なメニューを考案し提供中。
「もちどらサンド」はどら焼きの生地にソーセージやサラダを挟んだ新感覚メニュー。「伊織のおはぎ」はすくって食べる新しいスタイルのおはぎ。
更に、喫茶店感覚で和菓子や限定菓子など全てを味わい尽くせる「アフタヌーンティー」も人気とのこと。
まとめ
京都の老舗和菓子の「笹屋伊織」が考案した和菓子とは無縁のメニュー「道明寺トマトリゾット」が人気。「笹屋伊織別邸」で提供中。
「笹屋伊織別邸」では他にも和菓子の特徴をいかした新感覚メニューを提供中。
【笹屋伊織別邸】
京都府京都市下京区朱雀堂ノ口町20−4
笹屋伊織 別邸 | 京菓子 笹屋伊織 (sasayaiori.com)
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