ホルモンは内臓で脂質を多く含んでいるので太るという話がある一方、焼くと脂が落ちるのでカロリーを抑えることができるという噂も。
果たしてホルモンを食べ続けると太るのか?痩せるのか?
それって!?実際どうなの課 2023年5月28日放送で、ホルモンを3日間食べ続けると体重がどうなるのか検証。
ホルモンは太る要素もあるが痩せる可能性もある
専門家、立教大学の笠岡誠一教授によると、ホルモンは部位にもよるが脂質が多いため、太るのではないかとの見解。
しかし、ホルモンは炭水化物がほぼゼロであるため、痩せるというイメージがあるかも。ともかく誰も研究していないので実際は良く分からないとのこと。
ホルモンを食べても太らないかどうかはチャンカワイが検証
今回の「ホルモンを食べ続けても太らないかどうか」を検証したのは、お馴染み芸人のチャンカワイさん。
今回も3日間ホルモンを食べ続けて体重の増減を確認。体型と普段の食生活から算出した1日に必要なカロリーである3000kcal以上を摂取。食べるホルモンは、同じホルモンばかりだと飽きるので1日ごとに中身の違う3種盛。
検証前のチャンカワイさんの体重は、93.8kg。
1日目の検証結果
1日目のホルモンは、シマチョウ(牛の大腸)、ミノ(牛の胃)、ハチノス(牛の第2の腸)。
朝食は普通に焼肉のタレでいただき、昼食と夕食は醤油ダレで。途中で飽きないようにサンチュを入れて食べやすいように。ちなみにサンチュはいくら食べても体重には影響がないらしい。
昼食、夕食では苦戦。噛み疲れるホルモンは、咀嚼によって満腹中枢を刺激するので食欲が抑えられます。でも昼食も夕食も予定の量をなんとか完食。
1日目は総重量約1.8kg、総カロリー数は約3000kcal。
次の日の体重は93.1kg。検証前の体重から0.7kg減でした。
2日目の検証結果
2日目の朝、なかなかの胃もたれ。2日目のホルモンは、マルチョウ、センマイ、ハツ。
マルチョウはコロコロとした形でプリプリとした食感のホルモン。脂身に甘みがあり濃厚なため高い人気の部位。
センマイは程よい歯ごたえで低カロリーのホルモン。ハツは牛の心臓の部位。鉄分が多いため女性にオススメのホルモン。
朝食は40分かけて完食。昼食はマルチョウの脂が破壊的で苦戦。夕食は途中で沈黙するなど箸が止まって辛そうながらなんとか完食。
2日目も総重量約1.8kgで総カロリー数約3000kcal。
そして次の日の体重は92.4kgでマイナス0.7kgの減少。
3日目の検証結果
3日目のホルモンは、チャンさんのお腹が心配なため趣向を変更し、ホルモン料理を提供。
朝食は「松山さんのホルモン焼き定食」。ホルモン量は400gと少なめだがご飯がプラスされカロリー数は約1100lcalと増加。
昼食は「松山さんのモツ鍋定食」。総カロリー数は約1100kcal。
夕食は、最後の食事なので原点に帰り、ホルモン焼きで挑む。
これで3日間の食事総重量は約5.4kg、食事総カロリー数は約9400kcal。
そして次の日のチャンさんの体重は、91.6kgで前日からマイナス0.8kgの減少。
なんと!3日間ホルモンを食べ続けた結果、体重はマイナス2.2kg!でした。
専門家の考察
3日間で2.2kgの体重減した聞いた笠岡教授は「ちょっと信じられないくらいの減り方!」とびっくり。
笠岡教授によると、「噛むことで脳が刺激。脳の刺激を通じて脂肪燃焼させる働きがあると言われている。脂質の量は多いがそれ以上に体で使うエネルギーが多くなったのでは」との考察。
真実は定かではないですが、チャンカワイさんの場合はホルモンを3日間食べ続けて痩せることができました。
ホルモンに関するうんちく
今回のホルモンの検証中に、ホルモンに関するうんちくが語られました。
ホルモンの焼き時間と美味しい焼き方
なかなか焼けた見極めが難しいホルモン。実は、ホルモン焼けた!というサインがあるとのこと。
そのサインとはホルモンを焼いているときの縮み方。焼き始めて縮みだし、縮み止まったらOK!
またホルモンには大きく分けて白系と赤系があり、白系であるミノ、シマチョウ、ハチノスなどは脂の味わいを楽しむためにも焼き過ぎはNG。
美味しい焼き方は・・・ホルモンの皮の方から焼き、身が縮み始めて乳白色になったら裏返し、脂身が透明になったら食べごろ。
ホルモンには美髪・美肌効果あり
ホルモンには美髪や美肌に効果がある栄養素がたっぷりあるとのこと。
脂の部分にコラーゲンやタンパク質が多く含まれており、肌の弾力や水分量を高める効果や老化防止の効果があると言われているとのこと。
まとめ
今回の検証結果では、ホルモンを食べ続けることで痩せる効果があることが分かりました。
ただし、バランスの良い食事を心がけることが大切です。
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