納豆は低カロリーなのに、五大栄養素を含む食材。その中でもタンパク質が豊富。更に納豆菌が腸内環境を整える健康食。
ならば納豆を食事にプラスすると太りにくいのか?
それって!?実際どうなの課 2023年6月1日放送で、3日間、食事に納豆を加えた食事と納豆なしの食事で比較すると体重はどうなるのかを検証。
納豆には代謝を回すものが一気に摂れる最強フード
今回、話を聞く専門家は山本メディカルセンター院長の齋藤真理子先生。自宅に納豆専用の冷蔵庫があるほどの納豆好き。
齋藤先生によると、納豆には腸内環境を助ける成分もあり、代謝を上げてくれたり、ビタミンBもあり、タンパク質もある。納豆は体の代謝を回してくれるものを一気に摂れる最強フードとのこと。
よって太りにくい効果は大いにあり。
納豆を食べる量は、効果が見込める1日2パック(100g)がオススメとのことです。
納豆をプラスすると太りにくいのか検証するのは双子俳優のMIO・YAE
今回の「納豆を食事にプラスすると太りにくいのか?」を検証したのは、双子俳優のMIO・YAE。
今回の検証目的は、納豆をプラスすると太りにくいか。よって基準値よりも多めに食事を摂る。MIOさんは納豆ありでYAEさんは納豆なし。納豆が太りにくいのであればMIOさんは太り、YAEさんは体重が増えないはず。
検証前のMIOさんの体重は40.3kg、YAEさんは39.8kg。
YAEさんは各食事に30gの納豆をプラスします。
1日目の検証結果
1日目の食事は以下の通り。
- 朝食:焼き魚定食+納豆(MIOさんは納豆なし)
- 昼食:納豆キムチ牛丼(MIOさんは納豆抜き)
- 夕食:とんかつ定食+納豆(MIOさんは納豆なし)
とんかつと納豆の相性が気になりますが、水戸ではとんかつの上に納豆を乗せたメニューがあるとのこと。和風カツのようで意外と美味しいそうです。
そして次の日の体重は、
- MIO(納豆なし):40.3kg(昨日から+0.2kg)
- YAE(納豆あり):39.8kg(昨日から-0.3kg)
納豆ありのYAEさん、納豆なしのMIOさんよりも納豆の分だけカロリー摂取量は高いのに-0.5kg差を達成。納豆効果が早々に出ています。
2日目の検証結果
2日目の食事は以下の通り。
- 朝食:納豆ツナマヨトースト(MIOさんは納豆なし)
- 昼食:冷やし月見納豆とろろ蕎麦(MIOさんは納豆抜き)
- 夕食:納豆チャーハン(MIOさんは納豆抜き)
チャーハンと納豆の組み合わせが気になりますが、味は意外と合うとのことです。納豆キナーゼが熱に弱いため、調理済みのチャーハンの上に納豆を乗せて食べます。
そして次の日の体重は、
- MIO(納豆なし):40.8kg(昨日から+0.3kg)
- YAE(納豆あり):39.8kg(昨日から+0.3kg)
今回は二人とも+0.3kg。二人ともにプラス体重となってしまいました。
3日目の検証結果
3日目の食事は以下の通り。
- 朝食:ハンバーガー+納豆バニラアイス(MIOさんは納豆抜き)
- 昼食:マグロ納豆丼(MIOさんは納豆抜き)
- 夕食:納豆カレーライス(MIOさんは納豆抜き)
納豆バニラアイスはめちゃ気になりますね。豆アイスみたいで醤油がバニラに良く合うとのこと。混ぜるとトルコ風アイスっぽくなりました。
カレーライスとの相性も良いらしい。納豆のネバネバが味の深みを増してより美味しくなるとのこと。
そして次の日の体重は、
- MIO(納豆なし):40.4kg(昨日から+0.3kg)
- YAE(納豆あり):39.2kg(昨日から-0.6kg)
今回はなんと納豆なしのYAEさんはマイナス0.6kg!凄い納豆効果!!
検証前からだと、MIOさんは+0.1kg、YAEさんは-0.6kg。増減差は0.7kg。
専門家の考察
専門家、齋藤先生によると、「カロリー的にはどちらも摂っているいるものの、納豆を摂った方は必ず腸内細菌が向上している。食事量が普段よりも多いにも関わらず、それだけ体重増減の差が開いたということは納豆のなせる業だと思う」とのこと。
納豆のうんちく
検証中に納豆に関するうんちくが紹介されていたのでまとめます。
納豆は何回混ぜればよいか?
納豆は何回混ぜればよいか迷いますよね。
齋藤先生によると、オススメは25~50回。50回混ぜると血流を良くする効果のある納豆キネーゼがマックスになり効率よく体に吸収されるとのことです。
納豆と卵の黄身の組み合わせは問題なし
納豆と生卵は相性が悪いという話を聞いたことはないでしょうか。
齋藤先生によると、生卵の黄身は問題ないとのこと。白身の場合は、白身に含まれるアビジンというタンパク質が納豆のビオチンと結合し体の吸収を妨げるのでNG。
納豆は加熱せずに食べた方が良い
納豆菌は熱に強いのですが、納豆キナーゼは熱に弱い。
よって納豆の効果を最大限に活かすためには、料理に使う時は納豆を加熱調理せずに使った方が良いとのことです。
まとめ
今回の検証結果では、納豆は食事プラスすることで太りにくくなる効果が期待できることが分かりました。
おそるべし納豆パワー。
ちなみに生卵を納豆と一緒に使いたい時は、白身との相性が悪いので黄身だけを使います。また納豆キナーゼは熱に弱いので加熱せずに使うのがオススメ。
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