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寒天を食べると太らないのか?フードコーディネーターの松山さんの寒天料理にも注目! それって!?実際どうなの課 2023/7/19

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ダイエット食品として名高い寒天。低カロリーであるため、置き換えダイエットとして人気の食材。

 

 

寒天ならどんなに食べても太らないのか?しかし、ネット上ではダイエットの効果はないとの声もあるそうな。

 

それって!?実際どうなの課 2023年7月19日放送では、3日間、寒天を食べると太らないのか?を検証

 

寒天の約80%は食物繊維でカロリーは100g当たり3kcal!

専門家、立教大学の笠岡誠一教授によると、「寒天のほぼ80%は食物繊維。食べてもエネルギーになりにくいため体重は減ると思う。寒天に含まれる食物繊維は胃に消化されにくくエネルギーになりにくいため痩せる可能性がある」とのこと。

ちなみに寒天のカロリーは、100g当たり3kcal!

 

寒天をいくら食べても太らないのかを検証するのはチャン・カワイ

今回の「寒天を食べると太らないのか?」を検証したのは、お馴染みチャン・カワイさん。

もともとカロリーが少ない寒天。今回はお腹がいっぱいになるのを目安にして食事量を計算。チャン・カワイさんがお腹いっぱいになる量は1食800g。800gで検証。

チャン・カワイさんの検証前の体重は95.3kg。

なお、フードコーディネーターの松山さんが、腕によりをかけた9種類の寒天料理を披露。

 

1日目の検証結果

1日目の食事は以下の通り。

  • 朝食:寒天で作った明太子クリームパスタ(約800g,約1500kcal)
  • 昼食:寒天お好み焼き(約800g,約1100cal)
  • 夕食:寒天あんみつ(約800g,約500kcal)

食材が寒天なのに、意外とカロリーが高いのに驚き。

これは800gの調理や味付けの関係上、カロリーも必然的に上昇してしまうそうな。

朝食の寒天で作った明太子クリームパスタは、麺のようなプリッと食感に明太子のクリームが絡み麺に嫌みがなく、寒天感がない。ソフト麺を食べているような食感とのこと。

昼食の寒天お好み焼きは、小麦粉を寒天に代用した豚肉たっぷりのお好み焼き。焦げ目は完ぺき、ふっくらとろとろの舌触り、そして香り、旨味、完全にお好み焼き。寒天が水分を含んでいるため、よりジューシーで山芋と相まってとろとろ感が倍増しているのだとか。

夕食のあんみつは、一般的なあんみつの約5倍のあんみつ。ひんやりフルーツと馴染んだコリコリ食感、たまらんくらい美味しいとのこと。

1日目の総重量は約2.4kg、総カロリーは約3100kcal。

さすが寒天、お腹はパンパンらしい。

そして次の日の体重は、95.3kgから93.9kg。マイナス1.4kg。見事に体重減。

初日はお腹がパンパンに膨れ上がったものの、2日目の朝の体調は良好。これまでの検証生活の中でトップクラスで快腸とのこと。

 

2日目の検証結果

2日目の食事は以下の通り。

  • 朝食:寒天のフレンチトースト&牛乳寒天(約800g,約1100kcal)
  • 昼食:寒天チャプチェ(約800g,約1100kcal)
  • 夕食:寒天の中華セット(約800g,約650kcal)
  • 追加:焼きそば寒天

朝食の寒天のフレンチトーストには棒寒天を使用。溶いた卵の液をたっぷりと寒天に沁み込ませます。食感はふっくらジューシー。ミルキーでふわ~っと玉子の気持ちよさと口にとろけ、フレンチトーストの内側部分が完璧に再現されているとのこと。

昼食の寒天チャプチェは、味が染み染み、トロトロ、つるんとした麵で口どけのある味わい。寒天を感じさせない一品。

夕食の寒天の中華セットは、冷やし中華と餃子のセット。

麺と餃子の餡に寒天を使用。冷やし中華の麺はプリプリ。ソースは麺にしっかり。

餃子は、しっかりした味の餡に皮はパリパリ。野菜と肉の味がしっかりとたっていて、噛むと肉汁がジュワーっとジューシーとのこと。

焼きそば寒天は、焼きそばを寒天で固めた保存食。焼きそばのソースが寒天に溶け込んで餡掛け見たいになってめちゃ美味いとのことです。

2日目の総重量は約2.5kg、総カロリー数は約2900kcal。

そして次の日の体重は、93.9kgから94.0kgのプラス0.1kg。残念ながら2日目は体重増加。

体調は2日目の夜も3日目の朝も良好、快腸とのこと。

 

3日目の検証結果

3日目の食事は以下の通り。

  • 朝食:寒天生春巻き(約800g,約900kcal)
  • 昼食:寒天の麻婆豆腐(約800g,約900kcal)
  • 夕食:寒天ハンバーグ(約800g,約1300kcal)

朝食の寒天生春巻きは、皮にライスペーパーを用いた寒天の生春巻き。爽やかな食材はシャキシャキ、プリプリ。寒天がソースをしっかり保って良い仕事をしているのだとか。

ここで早くもチャンさんの体に異変が。時間をかけての完食。

昼食の寒天の麻婆豆腐は、豆腐の代わりに豆乳と寒天を合わせて固めたものを使用した麻婆豆腐。豆腐感がしっかりとあり、スパイシーよりも肉の旨味がしっかり出ていてかなり美味い。白ご飯と一緒に食べたくなる麻婆豆腐とのこと。

夕食のハンバーグは、加熱して溶かした寒天を肉汁代わりに使用した松山オリジナルハンバーグ。ジューシーさが倍増し、これでもかというほど肉汁が出て来て、焦げ目もしっかり。

総重量は約2.4kgで総カロリー数は約3100kcal。チャンさんのお腹はミッチミチ状態に。

 

検証結果

3日間に渡る検証が終了し、検証結果は・・・

前日94.0kgが、4日目の朝は94.0kgで体重の変化なし。初日からですと95.3kgから94.0kgでマイナス1.3kgの体重減。

3日間で総重量7.3kg、およそ9100kcalの食事量にもかかわらず1.3kg体重は減りました。

 

専門家の考察

専門家、笠岡教授によると、「食べた寒天の食物繊維によって排泄が促され、更に代謝も促進されてエネルギー消費も増えた」「初日に大幅に体重が落ちたのは、初日に大量に食物繊維が体に入って来て、まだ体が慣れておらず、すごくエネルギーを使って分解しようとし、急激に体重が落ちた。でも2日目からは体が少し慣れてきたのかも」とのこと。

 

寒天のうんちく

今回も寒天のうんちくが紹介されました。

 

寒天とトコロ天の原料は全く同じ

実は寒天とトコロ天の原料は全く同じ。トコロ天を凍らせて乾燥させたものが寒天。

原料は海藻の天草(テングサ)とオゴ草(オゴノリ)。天草とオゴ草を煮込んで冷やして固めたものがトコロ天。

 

寒天は食物繊維の王様

寒天は食物繊維の王様と呼ばれているとのこと。

粉寒天、たった2gに含まれている食物繊維は、なんとレタス1個分!

 

寒天は江戸時代の初期に誕生

寒天は日本発祥の食べ物で、誕生したのは江戸時代初期。

京都にある旅館のご主人が食べ残ったトコロ天を外に放置していたところ、凍結して乾燥。興味本位で水で戻したところ寒天となったのだとか。

寒ざらしのトコロ天が、寒天の名前の由来。

 

寒天の全国シェア1位は長野県

寒天は凍結させて乾燥させて作るため、冬の寒さが長い乾燥気候の信州でよく作られるようになったとのこと。

原料は海藻ですが、そんなこんなで現在の寒天の全国シェアは長野県。

 

秋田県南部では様々なものを寒天で固める文化がある

秋田県の南部では様々なものを寒天で固める文化があるとのこと。

冬の期間が長い秋田県では乾物として保存がきく寒天を重宝し、野菜や果物、食パンなどまでも寒天で固めて保存。

特に有名なものは卵寒天。これらの寒天料理は家庭の味として冠婚葬祭で振舞われているのだとか。

今回、チャンさんが食べた焼きそば寒天も、この秋田県の文化のもの。

 

寒天には色んな形状のものがある

寒天には色んな形状のものがあります。棒寒天に粉寒天、糸寒天など。

粉寒天はデザートなどで使用し、糸寒天はスープやサラダに使用。

 

寒天は薬のカプセルにも使用されている

寒天は薬のカプセルにも使用されているとのこと。

寒天が溶け始めるのは80℃以上。また胃では溶けにくい性質を持つため、この溶けにくさを利用して複数の投薬で時間差を生むために使われているのだとか。

 

まとめ

今回の検証結果では、食材を寒天に置き換えることで、3日間で総重量7.3kg、総カロリー数約9100kcalを摂取したのにも関わらず1.3kg体重が減りました。

食物繊維が多い寒天は太りにくいですが、時間差でお腹の中で膨れてくるので食べ過ぎには注意しましょう。

ちなみに今回の寒天料理を考案された松山さん。さすがです。

 

 

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