より美味しくお米をいただくには、お米の保存方法、研ぎ方、炊き方、炊き上がったあとの対応など、やらなければいけない事があるとのこと。
サタプラ(サタデープラス) 2024年5月25日 毎日の食卓にうっかりミス NGで紹介。
お米は冷蔵庫の野菜室で保存すると良い
ゆめぴりか、ななつぼしのブランディングを手掛けた五つ星お米マイスターの西島豊造さんによると、お米は冷蔵庫の野菜室で保存するのが良いとのこと。
常温でのお米の保存はNG。お米は野菜や卵と同じように生鮮食品と考えるのが吉。
常温ではお米は品質劣化が進行。空気を抜いた袋で小分けして密封し、冷蔵庫の野菜室で保存するのがベストな方法。
実はお米は呼吸しており、空気に触れていると酸化が進行し、味が劣化。
温度が低いとお米は冬眠をし、味の劣化が抑制。冬眠に丁度良い温度が冷蔵庫の野菜室。冷蔵庫の野菜室温度が低い上、光も入らないので、お米の保存としては最適な環境なのだとか。
また。お米を2~3合小分けして敷き詰めるとお米が保冷剤の役割とクッション材となり、野菜を傷めない効果もあるとのこと。
研ぎ始めにミネラルウォーターを使うのが美味いご飯を炊く鉄則
五つ星お米マイスターの西島豊造さんによると、ミネラルウォーターを使うのはお米の研ぎ始めが鉄則とのこと。
勝負は研ぎ始めの10秒間。
お米を研ぐ際、水にお米を浸すとお米の中に6割もの水を吸収。この時に匂いや汚れもお米の中へ入ってしまう。
よって最初の水だけは浄水器の水やミネラルウォーターを使うのがオススメ。
ミネラルウォーターの種類は軟水が最適。
炊き上がったご飯のほぐし方
ご飯が炊き上がった際にまずやることは、ほぐす作業
ご飯のほぐし方は米粒を切り離すというイメージ。十字に切って米の一粒一粒を切り離すイメージでほぐす。
西島豊造さんによると、炊き上がった後、正しくご飯をほぐすことで、食感と旨味が格段に上がって美味しくなるとのこと。
炊けたご飯の保存方法
炊けたご飯は小分けして粗熱を取ってから冷蔵庫で保存するのがオススメ。
西島豊造さんによると、ラップで包むタイミングは湯気が消えた時。包んだ後、成形するのは駄目。また冷凍庫の中で重ねて置くのもNG。
ご飯を重ねてギュウギュウに成形すると加熱時にムラが出来たり、米粒が潰れたい食感が悪くなるのだとか。
冷凍庫に入れる際には粗熱が取れているか確認するのも重要。
また冷凍ご飯を美味しく解凍するコツは、レンジでふんわりと空気ごと温めることとのことです。
まとめ
今回紹介された、お米の保存方法、お米を研ぐ際の水、ご飯が炊けた後のほぐし方、炊けたご飯のほぐし方をまとめます。
- オススメのお米の保存場所は冷蔵庫の野菜室
- お米の研ぎ始めにミネラルウォーターを使う
- 水は軟水がオススメ
- 炊けたご飯のほぐし方は、十字に切って米粒を切り離すイメージ
- 炊けたご飯は粗熱を取ってラップに包み冷凍庫へ入れる
- ラップに包んだご飯を成形したり、重ねて冷凍庫へ置くのはNG
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