昔は、食事後に運動をしない方が良いとされてました。体を動かさず血液を胃腸へ集めることで、消化が良くなると考えられてました。
現在では、逆に、食事直後に運動をした方が良いとの考えに変化してきています。
この差って何ですか?2018年9月25日放送にて紹介。
食事後の運動は血糖値急上昇を抑える効果
最近の研究では、食事後に運動をすることで、食後の血糖値の急上昇を抑えることができると考えられています。
運動をして筋肉の方へ血液を流すことで、胃腸への血液が減少して胃腸の動きが緩やかとなり、糖の吸収が穏やかになり、血糖値の急上昇が抑えられるとのことです。
血糖値のピークを抑制
食後の血糖値のピークは通常は約1時間後。ピークを過ぎると次第に下がっていきます。
食事の後にすぐ運動をすると、胃腸の運動をゆっくりさせることができるので、血糖値のピークを抑えることができます。
筋肉では糖が消費されるため、更に血糖値を下げる効果が期待できます。
食後の運動のタイミングと運動量
食後、どのタイミングで運動をすればよいかというと、食事直後がベストなのですが、できれば食後20分後までがオススメとのこと。
運動量は、横腹が痛くならない程度の運動がベスト。
オススメはスクワット。人間は下半身に筋肉の7割があるので、上半身を使う運動よりも下半身を使う運動の方が効率的に血糖値を下げられるとのこと。
スクワット回数は20回程度でOK。
外での食事でスクワットするのが恥ずかしい場合は、10分程度のウォーキングでも十分だそうです。
まとめ
食後の血糖値の急上昇を抑えることで、ダイエット効果が期待できますね。昼食の後は昼寝もしたいところですが、メタボが気になる人は、ちょっと頑張って運動してみましょう。
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