撥水効果を失った古い傘。生地に雨水がしみ込み傘を畳むとビショビショなったりして使い勝手が悪い。防水スプレーをかければよいですが、わざわざ買うのももったいない。
そんな古い傘の撥水効果を防水スプレーなしで復活させる裏技がアイロンがけ!
大阪ほんわかテレビ、2021年6月11日放送、インタネットの裏技大検証にて紹介。
アイロンをかけることで見事に古い傘の撥水効果が復活
通常の新品の傘は水をはじいて粒粒となって落ちていきます。撥水によって水をはじくことによって傘の生地に水がしみ込んだり滝のように流れることを防いでくれます。
検証で使う古い傘は2~3年使い続けた傘。撥水具合を調べてみると、水をかけると水滴になることはなくほぼ流れてしまっている感じ。撥水効果が低い部分が大半。
この撥水効果の低い古い傘にアイロンをかけてみると・・・生地にピンと張りが出て水をかけると見事にはじいて水滴となり、撥水効果が復活していました。
アイロンをかけると撥水効果が復活する理由
なぜアイロンをかけると古い傘の撥水効果が復活するのでしょうか?
実は多くの傘の表面はフッ素樹脂によって撥水加工されています。フッ素樹脂が傘の表面で小さな突起となった状態となり、この突起が水滴をはじいています。
傘の表面を手などで触ってしまうとこの突起が倒れ水滴をはじく効果が低くなります。
アイロンをかけると熱によってフッ素樹脂の突起が立った状態へ戻り、撥水効果が戻るというわけ。
古い傘にアイロンをかける手順
古い傘にアイロンをかける手順は以下の通り。
- 傘の水気を取ります。
- アイロンの温度を中温にします。
- 傘の内側にアイロンを当て、真ん中から外側へ向かってアイロンをかけます。
- 1カ所につきアイロンを3回ずつ当てれば完了。
まとめ
撥水効果を失った傘はアイロンを当てればOK!見事に撥水効果が復活します。
ちなみに手を使わずに傘を畳む裏技も紹介。裏技は以下の通り。
- 傘の紐部分にマグネットを入れる(糸で縫うなどしてマグネットが落ちないようにする)。
- くるッと傘を回す。
- 遠心力によって紐が巻き付き骨組みとマグネットがくっつき傘が畳めます。
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