トランポリンで跳ぶと体幹が鍛えられ、代謝が良くなり、脂肪燃焼効果があると言われているとのこと。
それではトランポリンで跳び続けたらどれだけ痩せるのか?
それって!?実際どうなの課 2024年1月10日放送でトランポリンで痩せるかどうかを検証。
トランポリンは動きが連続的な全身運動
トランポリンフィットネス講師でトランポリンパフォーマーの長崎峻侑先生によると、トランポリンは全身運動なので主に体幹、そして下半身もしっかり使い、上下に揺れる動きが連続的な動きになるとのこと。
ジョギングよりも約1.7倍の運動効率があり、その運動効果から宇宙飛行士の地上トレーニングにも取り入れられていたトランポリン。
楽しく跳ぶだけでかなりの消費が期待できるとのこと。
ただし、3日間ずっと跳び続けることで体がどう変わるか何キロ痩せるかというのはトランポリン選手でもやったことがないため、分からないのだとか。
トランポリンの正しい跳び方
経験がないと意外と跳ぶのが難しいトランポリン。
今回使用するトランポリンは、直径100cmの家庭用トランポリン。耐荷重160kg。
トランポリンの正しい跳び方は以下の通り。
1. トランポリンに慣れるため足踏みから
トランポリンは最初は足踏みだけでOK。
体幹がないとまっすぐ歩くことができないので、まずは足踏みでバランス感覚を養います。
2. 慣れてきたら揺れるくらいのイメージでかかとを少しだけ上げて跳ねる
トランポリンに慣れてきたら体が揺れるくらいのイメージで、かかとを少しだけ上げて跳ねます。
最初は力が入ってすぐに疲れますが、慣れてくると肩の力が抜けて来てもっと長時間跳べるようになります。
更に慣れてきたら1~2cmほど足を離すくらいに跳んでみます。
3. 目線を上げて姿勢を崩さないように前を向いて跳ぶ
トランポリンを跳ぶときは、目線を上げて姿勢を崩さないように前を向いて跳びます。
体重が重い人は膝に負担がかかりやすいので、手すりがあるタイプを使用したり、座った状態でお尻でジャンプしたり、椅子に座って脚をバタバタさせるなど、負担の少ない運動も組み合わせながら無理のない範囲で行うのがオススメとのこと。
膝に負担が少ない上記の運動であっても、脚をバタバタさせるだけで脚のむくみが取れ、下半身を強化することもできるのだとか。
トランポリンを3日間跳び続けた結果
今回は餅田コシヒカリさんがトランポリンを3日間跳び続けて痩せるかどうかを検証。
検証方法は、期間は3日間とし、ずっとトランポリンを跳び続け、翌日の朝に体重、ウエスト、上腹、下腹、太ももを計測することで、痩せたかどうかを確認する方法を採用。
今回の食事量は食事制限による影響を避けるため、餅田さんの体型と体重から算出した1日2500kcalを必ず摂取して検証。
結果は体重が1.8kg減少、ウエストが5cm小さくなり、トランポリンによるダイエット効果が証明されました。
1日目の検証結果
検証前の餅田さんの体重は99.1kg、ウエスト110cm、上腹100cm、下腹126cm、太もも75cm。
跳んでみるとたった20秒間で疲労感。更に1分跳ぶ。
冷え性の持田さん、汗をかきにくい体質だそうですが、1分跳ぶだけで滝のような汗。
ちなみにットランポリンを跳ぶと白血球が増え、免疫機能が向上するという研究もあり、美容や健康にも効果があると言われているのだとか。
1日目の昼食、夕食は以下の通り。
- 昼食 かぶの肉巻き明太子カルボナーラいどん(約1300kcal)
- 夕食 栗おこわ ナスとサンマのかば焼き(約1200kcal)
1日目のトランポリンを跳んだ時間は約6時間。摂取カロリーは約2500kcal。
次の日の朝の計測結果は、
- 体重99.1kg → 98.0kg(-1.1kg)
- ウエスト110cm → 108cm(-2cm)
- 上腹100cm → 98.5cm(-1.5cm)
- 下腹126cm → 123.5cm(-2.5cm)
- 太もも75cm → 76cm(+1cm)
普段以上の食事量の持田さんでしたが、体重は減っています。
2日目の検証結果
2日目の朝、1日目に激しくいっぱい跳んだのに脚の筋肉痛はほとんどないらしい。どちらかというと腹筋が筋肉痛でお腹を使った感じがあるとのこと。
2日目の朝食、昼食、夕食は以下の通り。
- 朝食 はちみつトースト(約500kcal)
- 昼食 ガパオライス(約900kcal)
- 夕食 煮込みハンバーグ弁当(約1100kcal)
2日目のトランポリンも約5時間。摂取カロリーも約2500kcal。
次の日の朝の計測結果は、
- 体重98.0kg → 98.3kg(+0.3kg)
- ウエスト108cm → 106.5cm(-1.5cm)
- 上腹98.5cm → 97.5cm(-1.0cm)
- 下腹123.5cm → 124cm(+0.5cm)
- 太もも76cm → 75cm(-1cm)
体重と下腹のサイズは増えたもののウエスト、上腹のサイズ、太もものサイズは減少。
3日目の検証結果
3日目の朝食はホットドックで約600kcal、昼食、夕食の紹介は省略されました。
3日目はオンラインイベントがあり、仕事の合間にトランポリン。
汗が出やすくなり、少しネタをやっただけでもドバッと汗が出るようになったのだとか。
次の日の朝の計測結果は、
- 体重98.3kg → 97.3kg(-1kg)
- ウエスト106.5cm → 105cm(-1.5cm)
- 上腹97.5cm → 97.0cm(-0.5cm)
- 下腹124cm → 122.5cm(-1.5cm)
- 太もも75cm → 75cm(±0cm)
体重、ウエスト、上腹、下腹が減少し、太ももは変化なし。
初日からは、
- 体重99.1kg → 97.3kg(-1.8kg)
- ウエスト110cm → 105cm(-5cm)
- 上腹100cm → 97.0cm(-3cm)
- 下腹126cm →122.5cm(-3.5cm)
- 太もも75cm → 75cm(±0cm)
見事に全てが減少。体が引き締まり体重が減少しました。
専門家のコメント
この結果を聞き長崎先生がコメント。
「トランポリンは全身運動なのでまさに効いている証拠。トランポリンを跳ぶことによってリンパ液が凄く速く流れる。それによって汗をかきデトックス効果、シェイプアップに繋がっているのでそれが今回の数字に出ているのではないか」とのこと。
トランポリンのうんちく
今回のトランポリンの検証中にトランポリンのうんちくが語られました。
トランポリンの名前はサ-カス芸人のドュー・トランポリンから
トランポリンは、中世ヨーロッパのサーカス芸人が空中ブランコの下の安全ネットから発想を得て、様々な宙返りを見せたのが起源と言われているとのこと。
そのサーカス芸人の名前がドュー・トランポリン(Du-Trampolin)だったためトランポリンという名前になったのだとか。
トランポリンを跳ぶとストレス軽減に
実はトランポリンを跳ぶと体内に幸せホルモンのセロトニンが分泌され、ストレス軽減にも効果があると言われているとのこと。
更に人間は嬉しいことがあるとジャンプしたくなり、ジャンプし続けると気持ちが晴れやかになるのだとか。
まとめ
今回の検証結果では、3日間トランポリンを跳び続けることで、体重が1.8kg減少し、体が引き締まりました。
トランポリンを跳ぶと幸せホルモンのセロトニンも分泌されるので、ストレスを感じている方にもトランポリンはオススメです。
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