調理に時間のかかるローストビーフは、初心者には超難関の料理。そんなローストビーフが最速で失敗せずに調理できる作り方があるという。
大阪ほんわかテレビ 2023年12月15日放送、美味しくなる正しい調理法公開にて紹介。
火加減が難しく調理時間も長い料理ローストビーフ
ローストビーフの通常の調理法は・・・、まず冷蔵庫から肉を取り出し、常温に戻し、表面を焼いてアルミホイルで包み、余熱でじっくりと仲間で火を通し完成。
調理に2時間以上かかることもあり、火加減が難しく失敗も多い、料理初心者にはハードルの高い料理。
料理YouTuberの大西哲也さんによると、この難しく時間のかかるロールトビーフを短時間かつ美味しく失敗のない調理方法があるとのこと。
大西哲也流、最速のローストビーフの調理手順
料理YouTuberの大西哲也さんはCOCOCOROチャンネルを運営。チャンネル登録者はなんと約47万人。
常識を覆すレシピを数々考案し、そして多数の書籍も出版している方。
大西哲也さん考案の調理時間20分の最速ローストビーフの調理手順は以下の通り。
- 厚さ3cm以上の牛ももブロック(300g)を用意。
- 肉(冷蔵庫から出したてでOK)に塩をじゃんじゃんぶっかけ、全体につけ擦りこむ。
- 深みのある鍋の中に水を1L入れ、水に塩を30g投入(3%の塩濃度になるように)。
- 鍋の塩水に肉を投入する。
- 強めの中火で沸騰するまで待つ。
- 沸騰して来たら火を消し、蓋をし、5分待つ。
- 肉を取り出し、軽くキッチンペーパーで肉を拭く。
- フライパンにオリーブオイル大さじ1杯入れ、フライパンを中火で温める。
- 肉をフライパンに投入し、表面を焼く。
- 焼き色がついて香ばしくなれば完成。
この調理方法で作ったローストビーフは、柔らかで塩分はまったく気にならない程度の塩加減でとても美味しいとのこと。
塩の効果
肉に塩を使うのは塩味をつけるだけではなく、塩の浸透圧で肉から水分を出し、旨味を凝縮するため。
肉に塩をかけると水分は出てきますが、旨味は出てきません。
また出てくる水分には肉の臭みが含まれており、臭みを抜く効果も期待できます。
更には肉を塩水で茹でる際に塩の効果でタンパク質がほぐれ筋繊維がやわらかくなるのだとか。
ようにハムを互い違いに乗せることで食べたところで食感が変わり美味しさがアップするのだとか。
まとめ
最速のローストビーフの作り方のポイントは、塩で旨味を凝縮、塩水で茹でる、茹でた後オリーブオイルで焼き色をつける。
肉を冷蔵庫から取り出し、解凍することなくすぐに使って、おおよそ20分でローストビーフが出来ちゃいます。
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