大根は冬が旬ですが、この時期の春大根も美味しい季節。
大根を軟らかくするのの必要な調理は下茹でですが、大根の下茹では30分以上かかってしまうこともあり、意外と面倒。
大阪ほんわかテレビ 2024年5月10日放送、暮らしの裏技大検証では、短時間の下茹でで柔らかい大根にできる裏技を検証。
あるなしでは味が雲泥の差になる大根の下茹で
大阪北新地にある和食の名店、福の根別館のオーナーによると、大根は下茹でが重要で、下茹でがあるなしでは、味は雲泥の差になるのだとか。
煮物など、ある程度大根に厚みを持たせたい料理は必ず下茹でした方が仕上がりも美味しくなるとののこと。
大根の下茹では、煮物などで大根を軟らかくしたり、味をしみ込ませたりするにも必要。
焼く場合も、下茹でなしで焼くだけで火を通すのは無理で、火が中まで通るまで焼こうとすると色がつきすぎて焦げてしまう。
下茹でで竹串がスッと入るまで柔らかくすることが大切なのだとか。
ただし、大根の下茹では30分以上もかかってしまうので結構面倒。
大根の下茹で時間が短縮できる3つの裏技
大根の下茹で時間を短縮できる裏技について、ネット情報から3つをピックアップし、検証。
- 鍋に酢を入れる
- 鍋に砂糖を入れる
- 鍋に米を入れる
検証方法は以下の通り。
- 大根半分を使う。
- 大根半分を約3cmの厚さに輪切りにして皮を剥く。
- 型崩れがしにくいように面取りをする。
- 火の通りを良くするため、隠し包丁で片面に十字を入れる。
- 大根が隠れる程度水を入れる
ここまでの下準備はどれも同じ。
後は各裏技に従って茹でていきます。
鍋に酢を入れる
火をかける前に酢100mLを鍋に投入。
ネット情報によると、大根の繊維質が変化して柔らかくなるとのこと。
酢の香りがしっかりするため、この臭いがどうなるかが気になるところ。
鍋に砂糖を入れる
火をかける前に、砂糖を大さじ1杯鍋に投入。
ネット情報によると、砂糖が素材を柔らかくするとのこと。
鍋に米を入れる
火をかける前に一掴みの米を鍋に投入。
ネット情報では、灰汁を吸着させるために米のとぎ汁を入れる人もおり、米のデンプンが大根を軟らかくするとのこと。
大根の下茹で時間を短縮できる裏技の検証結果
下茹で出来たかは大根に竹串を挿して確認。
逆さに立てた特製の竹串を使い、下茹でした大根を竹串にのせ、竹串が貫通すればOK。
検証の果、最も速かったのは「酢を使う」でした。
- 酢:18分
- 砂糖:30分
- 米:25分
- 無し:35分
酢が大根の下茹で時間を短縮させる秘密
管理栄養士の水口さんによると、大根の硬さを保つペクチンという成分が酢に含まれる酸によって柔らかくなり、下茹で効果が出やすいのだとか。
下茹でした後は水洗いすれば、酢の臭いも殆ど消えるとのこと。
下茹でしただけで美味しい大根レシピ
福の根のオーナーが下茹でしただけで美味しい大根レシピを教えてくれました。
使うのは大根の他に、鯖缶1個と味噌、砂糖、ニンニク(チューブ)。
レシピは以下の通り。
- 鯖缶のサバを鍋に入れる。
- 適量の味噌、砂糖、ニンニク(チューブ)を加える。
- 火をかけクツクツとなるまで煮立てる。
- 下茹でした大根をにかけたら完成。
しっかりと下茹でしているので、出汁で煮込まずに大根の美味しさが感じられるとのこと。
大根はしっかり柔らか。色んな味付けして時間をかけて煮込むよりも大根そのものの味をしっかり感じられて美味しいとのこと。
まとめ
大根の下茹で時間を短縮する最も効果的な裏技は、酢を使って茹でるでした。
下茹でした後、大根を水洗いすれば酢の臭いも問題なし。
大根料理をする際に覚えておくと重宝しそう。
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