スーパーやコンビニ、カフェなどで購入できるチーズケーキ。果たしてオススメ1位のチーズケーキは?
食べ比べの結果、総合得点ベスト1位はドトールコーヒーショップの「ベイクドチーズケーキ」でした!
サタプラ(サタデープラス) 2024年6月1日、チーズケーキ ひたすら試してランキングおすすめベスト5にて買って失敗しないチーズケーキを紹介。
チーズケーキの評価のチェックポイント
今回はスーパーやコンビニ、カフェなどで購入できる人気のチーズケーキ15種類が対象。そしてサタプラ独自の方法にて徹底調査。
チェック項目は以下の5項目でした。
- コストパフォーマンス
- 香り
- チーズの層
- もう一つの層
- 全体の味
この5項目ごとに10点満点で採点をし、5項目の合計点の順位でランキング化。
今回は東京都神奈川に出店しているスイーツが大人気の「メゾンジブレ」のオーナーシェフ、江森宏之さんが助っ人として登場。
江森宏之さんは、2015年ミラノ万博スイーツワールドカップで日本代表のキャプテンとして出場し、見事優勝した他、数々の賞を受賞している世界一のパティシエ。
江森宏之さんによると、美味しいチーズケーキのポイントは、食べたときの食感とのこと。
チーズケーキは作る工程において、水分と油分を均一に混ぜ合わせる技術の乳化の作業で、しっかりと入荷して仕上がっているかどうかというところがポイント。食感がザラザラ、ボロボロの場合、乳化に失敗し水分と油分が分離していると思って良いのだとか。
また味に関してはチーズのコク、酸味、余韻に注目とのこと。
コストパフォーマンス
コストパフォーマンスは、中身を取り出し計量し、10gあたりの値段を算出して比較。
15種類の10gあたりの平均価格は39円。
コスパ1位は、栄屋乳業の「アンデイコ 」。18.7円/10g。
2013年に発売。累計売上1億個の大人気商品。
見た目はプリン、こんがりしていて中はふんわり。チーズスフレとチーズプリンの2層からなるチーズケーキ。
香り
香りは、チーズケーキの香りを嗅ぎ、チーズの酸味や濃厚さを香りから感じられるかどうかをチェック。
香り1位は、ローソンの「Uchi Cafe むぎゅ濃チーズケーキ」。
クリームチーズを使用した濃厚生地の層に北海道産生クリーム入りのチーズペーストの層を合わせた密度の高い、チーズ系ランドクシャのようなチーズケーキ。
チーズの香りもするがランドクシャのような香ばしさとバニラの香りがするとのこと。
チーズの層
チーズの層は、チーズケーキを綺麗に分解し、チーズの層ともう一つの層に分け、チーズを含む層だけを試食し、味や食感を比較。
チーズの層1位は、シャトレーゼの「ダブルチーズケーキ」。
シャトレーゼの「ダブルチーズケーキ」は、レアチーズクリーム、スフレチーズ、スポンジの3層。口どけの良さはスフレ系の中では断トツ。
空気のように軽いレアチーズクリームとスフレチーズで、口どけが良いので食べたときの罪悪感がないとのこと。
チーズ以外の層
チーズ以外の層はチーズの味を引き立てるもう一つの層で、食感、味、香りを促すために様々な素材を使用。江森さんによると、もう一つの層に個性や美味しさが詰まっている大事な部分とのこと。
評価方法は、チーズ以外の層だけを試食し、味や素材を比較。
チーズ以外の層1位は、ドトールコーヒーショップの「ベイクドチーズケーキ」。
中に入っているクランベリーが名わき役。この名わき役の酸味がチーズの味を引き立てているとのこと。
実はチーズケーキにクランベリーに入れる発想は新しく、濃厚なチーズケーキとクランベリーの相性は抜群。
チーズケーキの新常識になりうるとプロのパティシエも驚きの組み合わせ。
またクルミも入っており、クルミも良い仕事をしており、欠点のないチーズケーキなのだとか。
全体の味
全体の味は、チーズの層ともう一つの層を一緒に試食し、味のバランスや食感を評価。
全体の味1位は、主にスーパーで取り扱われるル・フレンドの「スティックケーキ ベイクドチーズ」。
評価のポイントは、チーズの層に使われるゴーダチーズ。クリームチーズに加える塩気をあえて塩を使うのではなく、ゴーダチーズで補強。
土台の甘めなクッキー生地と合わさることでしっかりとした濃厚さを味わえるとのこと。
これぞベイクドチーズケーキという感じで満足感が半端ないのだとか。
チーズケーキ おすすめベスト5の結果
チーズケーキのひたすら試してランキングおすすめベスト5の結果は以下の通りでした。
- 1位 ドトールコーヒーショップ「ベイクドチーズケーキ」
- 2位 ル・フレンド「スティックケーキ ベイクドチーズ」
- 3位 シャトレーゼ「ダブルチーズケーキ」
- 4位 ローソン「UchiCafe ふわふわ濃チーズケーキ」
- 5位 ミニストップ「窯焼きチーズケーキ」
1位 ドトールコーヒーショップ「ベイクドチーズケーキ」
総合得点1位は、ドトールコーヒーショップの「ベイクドチーズケーキ」。
総合得点は50点中、45点を獲得。コスパ:7点、香り:8点、チーズの層:10点、もう一つの層:10点、全体の味:10点。
ドトールは、全国に1000店舗以上を展開するカフェチェーン。濃厚なチーズとクランベリーの酸味が好評で、チーズの層、もう一つの層、全体の味の3項目で10点満点。
めちゃくちゃ口どけが良く、日本人が好きなど真ん中で、嫌いな人はいないんじゃないか、と絶賛。
口どけ、チーズ感、鼻から抜ける香り、チーズケーキの中でも王道中の王道で、非の打ち所がないとのこと。
ベイクドチーズとクッキー生地のシンプルな構成で軽さにもこだわりつつ、クリームチーズで甘さを控え、酸味がプラス。
クッキー生地にはクランベリーとクルミを追加。フルーティーな風味と食感のアクセントが加わり絶品チーズケーキに。
コーヒーとの相性は抜群。更に、オススメのドリンクは「みかんヨーグルン」。柑橘類やミルクとの相性も抜群とのことです。
2位 ル・フレンド「スティックケーキ ベイクドチーズ」
総合得点2位は、 ル・フレンドの「スティックケーキ ベイクドチーズ」。
総合得点は50点中、44点を獲得。コスパ:9点、香り:8点、チーズの層:9点、もう一つの層:8点、全体の味:10点。
ル・フレンドの「スティックケーキ ベイクドチーズ」は全国のスーパーで販売。
濃厚なベイクドチーズと香ばしいクッキー生地によって全体の味は10点満点。
1本138円(番組調べ)という低価格ながら、これぞベイクドチーズという感じで満足感は抜群。
満足感の秘密は、チーズの層に練り込んだゴーダーチーズパウダーとニュージーランド産クリームチーズ。
しっかりとしたチーズ感にこだわっており、手軽にチーズケーキの満足感を満たしたいならこの「スティックケーキ ベイクドチーズ」がオススメ。
3位 シャトレーゼ「ダブルチーズケーキ」
総合得点3位は、シャトレーゼの「ダブルチーズケーキ」。
総合得点は50点中、42点を獲得。コスパ:7点、香り:8点、チーズの層:10点、もう一つの層:8点、全体の味:9点。
チーズの層の評価で10点満点を獲得。
ほぼ空気という表現が丁度良いふわふわ感が特徴のチーズケ-キ。しかも食べた感じのボリューム感は凄いとのこと。
衝撃を受けるほどの滑らかな口どけで、爽やかなレアチーズと柔らかいスフレチーズはまるで空気のような口どけ。
味の異なる2種類のフランス産クリームチーズを使用することで程よい酸味とクリーミーさが味わえるのだとか。
4位 ローソン「UchiCafeふわふわ濃チーズケーキ」
総合得点4位は、ローソンの「UchiCafeふわふわ濃チーズケーキ」。
総合得点は50点中、41点を獲得。コスパ:8点、香り:8点、チーズの層:8点、もう一つの層:8点、全体の味:9点。
商品名の通り、ふわふわクリームとチーズの濃厚さを堪能できるチーズケーキ。
酸味のあるサワークリームと濃厚なクリームチーズの2つのチーズの層で構成されており、更にザクザクのクランチとマダガスカル産バニラビーンズシードの香りが加わってコンビニスイーツとは思えないほどの贅沢感を実現しているのだとか。
食感の異なる3層が、一気に口に入れると口の中で口どけの時間差が生まれ、この時間差の相乗効果で美味しくなっており、更にザクザク感がリセットしてくれ、口どけと食感を試してみる価値は大いにあるとのことです。
5位 ミニストップ「窯焼きチーズケーキ」
総合得点5位は、ミニストップの「窯焼きチーズケーキ」。
総合得点は50点中、40点を獲得。コスパ:8点、香り:7点、チーズの層:8点、もう一つの層:8点、全体の味:9点。
ミニストップの「窯焼きチーズケーキ」は、今年3月に発売されたばかりのチーズケーキ。
ホイップクリームとベイクドチーズの相性が抜群で全体の味では9点を獲得。
甘さ控えめなホイップクリームで食べやすく、この生クリームがチーズ感を引き立てているのだとか。
北海道産純生クリームを使用したホイップクリームの甘さと卵黄キャラメルのコク、シンプルナベイクドチーズと合わせることでバランスの良い仕上がりになっているとのこと。
チーズケーキには4種類ある
チーズケーキには4種類に分けることができるとのこと。
- ベイクドチーズケーキ
- レアチーズケーキ
- スフレチーズケーキ
- ニューヨーク
ベイクドチーズケーキ
ベイクドチーズケーキはオーブンできつね色になるまで焼き上げており、焼き目の香ばしさとチーズの濃厚さが特徴。
レアチーズケーキ
レアチーズケーキは、オーブンを使わず冷やして固めてあり、酸味がありさっぱりと食べやすいのが特徴。
スフレチーズケーキ
メレンゲを混ぜて湯煎で蒸し焼きにして作るスフレチーズケーキ。口の中でとろけるようなふわふわ感が特徴。
スフレチーズケーキは日本生まれ。誕生したのは1970年。
大阪万博の前に大阪にあったプラザホテルの製菓料理長の安井寿一さんが考案。新しい食感のチーズケーキを求めて開発したと言われており、海外ではジャパニーズコットンチーズケーキと呼ばれているのだとか。
ニューヨーク
湯煎焼きでじっくりと加熱して作るニューヨーク。クリームチーズをたっぷりと使用したねっとりと濃厚な味わいが特徴。
パティシエが教えるチーズケーキのちょい足しアレンジ
今回、パティシエの江森さんがチーズケーキのちょい足しアレンジを教えてくれました。
ふわふわのチーズケーキのちょい足しアレンジ
ふわふわのチーズケーキは、味の反発と考えると、サクサクしたクッキーやビスケットのようなものをのせると良いとのこと。
レアチーズケーキの下のビスケットと合わせようとしている感覚で、後のせなのでサクサクのような食感が楽しめるのだとか。
クリーミー系チーズケーキのちょい足しアレンジ
甘くてクリーミーなクリーミー系チーズケーキには、これからの季節であればブルーベリーがオススメとのこと。
フルーツのブルーベリーの酸味との相性が良く、紫の色も見た目、よく合うとのことです。
カフェチェーンのチーズケーキのちょい足しアレンジ
カフェチェーンのチーズケーキには、コーヒーとの相性が良いので熱々のコーヒー。
コーヒーをかけてアフォガード風にして食べるのがオススメ。
ベイクドチーズケーキのちょい足しレシピ
ベーシックなベイクドチーズケーキには、蜂蜜と岩塩。
ベイクドチーズケーキに蜂蜜と岩塩をかけると、フレンチのデザートのときに出てくるチーズの食べ方に近い食べ方に。
蜂蜜と岩塩がベイクドチーズの濃厚さに良く合うのだとか。
チーズケーキのランキングのまとめ
チーズケーキ、オススメ総合得点ランキング1位はドトールコーヒーショップの「ベイクドチーズケーキ」でした。
日本人が好むど真ん中のチーズケーキ、クッキー生地に加えたクランベリー、クルミが、フルーティーな風味と食感にアクセントが加わり、絶品のチーズケーキに仕上がっているとのことです。
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