大手メーカーからプライベートブランドまで色んなメーカーから色んな商品が販売されている食器用洗剤。
実際にはどのメーカーのどの食器用洗剤がオススメなのか?
サタプラ(サタデープラス) 2024年511日 ひたすら試してランキングおすすめベスト5では、買って失敗しない食器用洗剤をランキング形式で紹介。
総合ランキング1位は花王の「キュキュット」でした。
食器用洗剤の評価のチェック項目
今回はホームセンターやネットなどで購入できる13種類の人気食器用洗剤が対象。そしてサタプラ独自の方法にて徹底調査。
チェック項目は以下の5項目。
- 泡立ち
- 泡切れ
- パワー
- 持続力
- 匂い残り
この5項目ごとに10点満点で採点をし、5項目の合計点の順位でランキング化。
食器用洗剤の評価の助っ人
今回の食器用洗剤ランキングの回では、元フジテレビのアナウンサー、5人家族の主婦、中村ひとみさんが評価判定の助っ人に。
中村ひとみさんによると、食器用洗剤評価ポイントは、汚れが取れるのは大前提で、臭いがポイント。
自然な香りかどうか、トイレの芳香剤のような香りは嫌だとのことです。
泡立ち
泡立ちの良さは、洗剤を継ぎ足す回数に直結し、経済的な面でも重要なポイント。
泡立ちの評価の方法は次の通り。
スポンジに水を含ませ、洗剤1mL(平均的な1回の使用量)を加え、20回揉み込み。この時の泡立ちの良さ、質感をチェック。
泡立ちの良さ1位は、コメリ L’CREST「L’CREST 食器用洗剤グリーンライムの香り 本体」。
泡立ちの立ち上がりが早く、たっぷりの泡で吸着力が高い。ふわふわできめ細かい泡と高評価。
600mL入って税込み98円(番組調べ)とコスパも良い食器用洗剤。

泡切れ
食器を洗った後の泡切れも重要。泡切れがよければすすぎに使う水量が減って節水に。
泡切れの評価の方法は次の通り。
フライパンを20回擦り洗いし、1Lの水でかけ洗い。残った泡の量や泡が流れ落ちるスピードなどをチェック。
泡切れの1位は、大正10年創業の老舗メーカー、ミヨシ石鹸の「無添加食器洗いせっけん」。
水をかけた瞬間から泡が溶けていくのが分かるほど。流すとほぼほぼ1回で泡が取れる泡切れの良さ。
泡切れの良さの秘密は、洗剤成分が純石鹸100%なため。今回紹介された13種類の中で純石鹸100%なのはミヨシ石鹸の「無添加食器洗いせっけん」だけ。
石鹸には水で薄めるとすぐに泡が消える性質があるため、すすぎやすいのだとか。
また「無添加食器洗いせっけん」は天然素材のみで作った石鹸なので、手肌にもやさしいとのこと。
パワー
洗浄力のパワーは、カレーをつけて1時間放置した皿を使い、一定量の洗剤を含ませたスポンジで1ストロークだけ洗って検証。その時の汚れの残り具合を比較評価。
食器用洗剤の純粋な力を調べるため、スポンジは研磨粒子入り不織布面は使用せず、スポンジ部分だけ使用。
パワー1位は、花王の「キュキュット クリア 除菌」。
めちゃくちゃ気持ちよく汚れが取れたとのこと。指先でも汚れ落ちが実感できるほど。
「キュキュット クリア 除菌」は年間販売数1億個以上売り上げる人気商品。
キュキュット独自のハイブリッドウォッシュ処方により、油汚れを細かく分解し、泡内部に汚れを取り込むことで、洗浄パワーを発揮しているのだとか。
持続力
洗剤の持続力は、エビチリソースを付けて1時間放置した皿を数枚用意し、食器用洗剤を1プッシュで皿を何枚洗えるのかで洗剤の持続力を比較。
今回は公平性を保つため、水洗いなしで直接洗い、その後水で流して綺麗に洗えなかったらそこで調査終了。
更に1枚洗うごとにスポンジの泡残りもチェック。泡が無くなっても終了。
13種類の平均は3.8枚。
持続力1位は、昭和24年創業の石鹸メーカー、ロケット石鹸の「食器用洗剤 除菌フレッシュオレンジ」。
なんと7枚の皿を洗うことができました。
ロケット石鹸「食器用洗剤 除菌フレッシュオレンジ」の高持続力は、長年の研究のたまもの。
洗剤成分の配合を長年研究し続けた結果、汚れも落ちて泡も少なくならない洗剤を生み出したのだとか。
内容量が240mLなので、使用量を1mLとすると、単純計算では1680枚の皿が洗えることになります。
(1680枚 = 240mL×1mL×7枚)
匂い残り(匂いが残らない)
スポンジに匂いが残ってしまう汚れの匂い残り問題。匂いが取れる食器用洗剤を調査。
香りの強いキムチを入れておいた保存容器をスポンジで洗い、スポンジの泡を綺麗に流して匂いを嗅ぎ、どれだけ匂い残りがあるか確認。
意外と各メーカーが苦戦する中、匂い残り(匂いが残らない)1位は、P&Gジャパンの「除菌ジョイ逆さボトル」。
匂いが残らない秘密は、ジョイの洗剤成分にあり。
プラスとマイナスの電荷を持った界面活性剤が配合されており、磁石のようにひっついて汚れを強力に剥がすため、匂い残りも少ないのだとか。
食器用洗剤 おすすめベスト5の結果
食器用洗剤のひたすら試して総合ランキング、おすすめベスト5の結果は以下の通りでした。
- 1位 花王「キュキュット クリア 除菌」
- 2位 P&Gジャパン「除菌ジョイ逆さボトル」
- 3位 ロケット石鹸「食器用洗剤 除菌フレッシュオレンジ」
- 4位 コメリ L’CREST「L’CREST 食器用洗剤グリーンライムの香り本体」
- 5位 無印良品「食器用洗剤」
1位 花王「キュキュット クリア 除菌」
総合ランキング1位は、花王の「キュキュット クリア 除菌」。
総合得点は50点中、45点を獲得。
- 泡立ち:9点
- 泡切れ:8点
- パワー:10点
- 持続力:9点
- 匂い残り:9点
年間1億個を売り上げる花王の「キュキュット クリア 除菌」。すべての項目で高得点の中、圧倒的な洗浄パワーが最大の特徴。
キュキュット独自のハイブレッドウォッシュ処方で、油汚れを細かく分解。汚れを泡の内部に取り込み、強力な洗浄パワーを実現。
普段通りに食器を洗ってみるとキュキュットの洗浄パワーを実感できます。
汚れの落ちが早く、CMの通り、お皿がキュキュッと鳴るとのこと。
2位 P&Gジャパン「除菌ジョイ逆さボトル」
総合ランキング2位は、P&Gジャパン「除菌ジョイ逆さボトル」。
総合得点は50点中、43点を獲得。
- 泡立ち:9点
- 泡切れ:8点
- パワー:8点
- 持続力:8点
- 匂い残り:10点
全ての項目が高得点ですが、特に泡立ちの良さ、消臭効果が特徴の食器用洗剤。
素早い泡立ちですぐに洗え、泡の質感も申し分なし。
更に界面活性剤が汚れに磁石のようにひっつき、汚れを強力に剥がし取るので匂い残りが低減。
実際に試してみると違和感がないくらい無臭とのこと。
また日本初の逆さボトルの採用も特徴。ボトルをひっくり返す手間がなく、蓋の開閉の必要なし。掴んでそのまま洗剤を出せ便利。もちろん、逆さで置いても液漏れの心配がないのだとか。
「除菌ジョイ逆さボトル」は、今年4月にリニューアルしたばかり。これまで以上に豊富な爽やかな香りが楽しめるのもポイント。8種類の香りの中から選べます。
3位 ロケット石鹸「食器用洗剤 除菌フレッシュオレンジ」
総合ランキング3位は、ロケット石鹸「食器用洗剤 除菌フレッシュオレンジ」。
総合得点は50点中、41点を獲得。
- 泡立ち:8点
- 泡切れ:7点
- パワー:9点
- 持続力:10点
- 匂い残り:7点
持続力では部門1位の10点満点。洗浄パワーも高評価。
長年の洗剤成分の配合を研究した結果、汚れが落ち、泡が少なくならない洗剤が誕生。
持続力の検証では、1回の使用量で7枚の皿が洗えたほど。
お皿も綺麗で、指で擦るとキュッキュとなりました。
4位 コメリ L’CREST「L’CREST 食器用洗剤グリーンライムの香り本体」
総合ランキング4位は、コメリ L’CREST「L’CREST 食器用洗剤グリーンライムの香り本体」。
総合得点は50点中、38点を獲得。
- 泡立ち:10点
- 泡切れ:6点
- パワー:6点
- 持続力:6点
- 匂い残り:10点
泡立ちと匂い残りで10点満点。他の3項目で点数が伸びなかったのが残念。
クリーミーな気も細かい泡で気持ちよく、大容量で98円と高コスパの食器用洗剤です。

5位 無印良品「食器用洗剤」
総合ランキング5位は、無印良品「食器用洗剤」。
総合得点は50点中、37点を獲得。
- 泡立ち:8点
- 泡切れ:7点
- パワー:7点
- 持続力:8点
- 匂い残り:7点
泡立ちと持続力で高評価。持続力の検証では皿4枚を記録。
泡立てると手に吸着するもっちりとした泡。
泡は、液状化していかない汚れが吸着しやすそうな濃密な泡。
環境のことを考え、植物由来の洗浄成分を使用し、食器はもちろん野菜も洗える優しい洗剤とのことです。
食器用洗剤のオススメランキングのまとめ
食器用洗剤、オススメ総合得点ランキング1位は、花王の「キュキュット クリア 除菌」でした。
花王の「キュキュット クリア 除菌」は、年間1億個を売り上げる人気の食器用洗剤。最大の特徴は、圧倒的な洗浄パワー。
CMの通り、お皿がキュキュッと鳴るほど汚れが落ちるとのこと。
泡立ち、泡切れ、持続力、匂い残り(消臭効果)も高水準です。
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